CULTURE

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バレンタインとアモーレ(愛)について

2月14日のバレンタインデー。
今年は何をしよう? と考える恋人たちにイタリア流のロマンチックなアイデアをと周りに聞いてみると……。基本ベタです。

たくさんのキャンドル。薔薇の花。チョコレート。大きな熊のヌイグルミ。

ロマンチックが欠けてる私からみると、それ欲しい?と思ったりしますが。朝、高校生の男の子がハートを持った熊のぬいぐるみやバラを1本持ってる微笑ましい光景もイタリアのバレンタインならではです。

ちなみにバレンタインデーは遅くまで花屋も営業しています。街頭に即席の花屋さんのスタンドが出るほどの繁盛ぶりなんですよ。

イタリアのバレンタインデー

イタリアカップルあるある。

・中高の同級生と結婚しがち

地元から出ない人も多いので、中学・高校から付き合っていたひととそのまま結婚という人が結構多い。50代以上の人には「初めての彼氏/彼女とそのまま結婚」っていうのも多いです。

・南イタリアの人、南イタリアの人同士で結婚しがち

これは、友だち関係にもいえるのですが、南イタリア人はすぐに南イタリア人と仲良くなります。州が違っても。例えばナポリとレッチェだったり。南というだけで距離感が近いらしいのです。「南の人は北の人とはバイブスが違うからわかる」と言われたことがあります。何かが違うのでしょう。

「アモーレ」という呼び方

恋人や愛しいものを「アモーレ(愛)」や「アモーレ ミオ(私の愛)」と呼びます。小さい子どもや可愛い動物を見かけた人が「アモーレ!!」と呼びかけることもあります。ニュアンスとして「なんて愛らしい!」です。

こういう言葉日本語にもあれば便利ですよね。

ガイドブックには載っていないイタリアの日常を描いたワダシノブさんの記事はこちら

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