CULTURE

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洗濯と洗剤それからマンマの仕事着

靴下やタオルにもアイロンをかけるほどのアイロン好きな人がイタリアには多いことをご存知でしょうか?

日本で暮らしていた頃の私は、「Tシャツなんてアイロンかける必要あるの?」というアイロンかけない派。しかし、イタリアで暮らし始め気づいたのです。「オシャレにアイロンは欠かせない」と。

アイロンをかけるだけで、Tシャツがちょっとだけよく見える。気づけばアイロンかける派に転向していました。

とはいえ、やっぱりみんな忙しい。アイロンマニアだらけだった、昔のイタリアとは違い「乾燥機をかけるから、アイロンがけなんてしない!」なんて人もたくさんいるのでご安心ください。

ちなみに、家事をする時にマンマたちがよく着るのがワンピース型のエプロンです。暑い時はこれ一枚で、せっせと家事に励むマンマ達。このワンピースエプロンは市場や布を売る店などで売られています。

イタリアで洗濯するときには、最低でも2種類、普通は3種類のものが必要です。

必ず必要なのは

・洗剤(白・色物・黒と洗剤を使い分ける人あり)

・アンチカルカーレ(洗濯機内で水が石灰化するのを防ぐため。必須)

お好みで

・柔軟剤

・漂白剤(硬水なので、白いものがグレーになるのを防ぐため)

も使います。

洗濯機はドラム式のものがほとんどでし。洗剤をいれる小さな引き出しがあり、Ⅰ、Ⅱとマークが書かれています。Ⅰは予洗いの洗剤を入れる用であまり使いません。通常の場合、洗剤とアンチカルカーレはⅡにいれます。

日本に帰ってスーツケースを開けると、ああイタリアの匂いがする!と思うのですが。私にとってのイタリアの匂いは洗剤の匂いなのかもしれません。

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