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野生的な自然が育んだ素朴な美味。大阪・関西万博でバジリカータ州と出会う

Keiko Shimada

2025.08.26

南イタリアでも厳しい自然に抱かれたバジリカータ州は、独自の食文化が守られてきた地域。素朴で奥深いその魅力を、イタリアパビリオンのEATALYで味わってみませんか。



食文化に伝わるルカニアの魂

バジリカータ州は、イタリアをブーツにたとえると土踏まずの部分。ティレニア海とイオニア海に挟まれていますが、山岳と丘陵が州の大半で、厳しい自然に囲まれている地域です。

イタリア全土の地図
イタリアの土踏まずに位置するバジリカータ州

ルカニア人をはじめ、さまざまな民族に支配された歴史をもち、かつて「ルカニア」と呼ばれた地域。世界遺産に登録された「マテーラの洞窟住居」をはじめとした、古代のままの町並が世界から観光客を集めています。


深く根付いた食文化で知られ、そこで愛されてきた料理は質素でありながら、地元の食材と何世紀にもわたる農村の伝統に育まれた豊かな味わいを誇ります。

バジリカータ州の山岳都市
州の大半が山岳と丘陵地帯にある

手で丸めた素朴なカヴァテッリ

バジリカータ州を象徴する料理のひとつが「カヴァテッリ」。小さく手で丸めたパスタで、小麦粉と水だけで作られます。伝統的に肉のラグー、豆類、シンプルなトマトソースとともに味わうショートパスタは、「素朴さ」「誠実さ」「深い満足感」を体現し、ルカニアの魂を表しています。


今回、EATALYが提案するのは「マテーラ風カヴァテッリ」。牛肉のラグーソースであえたカヴァテッリを、モッツァレラとペコリーノチーズのソテー仕立てでまろやかな味わいに。牛肉とチーズの濃厚な風味が調和して、満足感に包まれます。

ラグーソースのショートパスタ
手で丸めるショートパスタ「カヴァテッリ」

野菜の旨みで味わう肉料理

セコンドピアットは、バジリカータの州都の名をもつ「ポテンツァ風鶏のロースト」。トマトと玉ねぎのソースで仕上げたローストチキンに、ホクホクした食感のローストポテトを添えた一品です。


トマトと玉ねぎを煮込んだソースは、素材の持ち味をそのまま活かす飾り気のない素朴な味わい。野菜の旨みを閉じ込めたソースがジューシーな鶏の旨みを引き立て、脈々と受け継がれてきた「ルカニア」の伝統を感じさせます。

トマトソースのローストチキン
ローストチキンにトマトと玉ねぎのソースをたっぷり

世界的に注目を集めるワイナリー

EATALYがバジリカータ州から選んだのは、アリアニコ・デル・ヴルトゥレD.O.C. 地区に自社畑を所有し、畑の中央にある醸造所と熟成庫で高品質のワイン造りを行う「レ・マンフレディ」です。


濃いルビー色とチェリーやハーブ、バニラなどの広がりのある複雑な香りが印象的な「マンフレディ・ロッソ・アリア二コ」。“南部のバローロ”とも形容され、いま世界中で評価が高まっている赤ワインです。


「マンフレディ・ビアンコ・バジリカータ」は、バジリカータ州での全く新しい試みとしてリリースされた北イタリアタイプの白ワイン。標高の高い丘陵地にある寒暖差のある畑で栽培したブドウを、低温でマセラシオン後、ゆっくりとタンクで発酵させました。花やフルーツなどの複雑で力強いアロマと、芳醇でありながら、爽やかな味わいが特徴です。

グラスに入った赤ワインと白ワイン

初めて食べるのに、どこか懐かしさを感じるバジリカータ州の郷土料理と、世界の注目を集めるワイン。知られざる南イタリアの魅力を、食を通じて味わってみませんか。


EATALY 大阪・関西万博 イタリアパビリオン 3F

イタリア各地の郷土料理
8月30日(土)まで バジリカータ州


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