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【現地のユニークなパスタ】イタリアショートパスタの種類

イタリアショートパスタの種類はユニークで、楽しみながら知ることができます。また「ユニークにもほどがある!」と言っても過言でないパスタもあり、大人も子どもも楽しめるのがショートパスタ。日本にはない発想も、イタリアパスタの種類を通して発見できます。


イタリアのショートパスタとは?

イタリア語でショートパスタを意味するPasta corta(パスタコルた)とショートパスタのイラストが描かれたイメージ

ショートパスタをイタリア語で、Pasta corta(パスタコルタ)といいます。Corta(コルタ)は短いという意味です。


ロングパスタ、詰め物パスタ、その他のパスタと違い、小さめのパスタです。ショートパスタはユニークな形で、楽しみながら食べられる種類が豊富にあります。ショートパスタで家族もご自身もワクワクできる食事を楽しんでみましょう!


ロングパスタはスパゲッティなどの長いパスタ、詰め物パスタは具材が入っているパスタ、その他のパスタは、平らなラビオリなどをいいます。

イタリアパスタの種類は数えきれない!

さまざまな種類のイタリアパスタ

今回は、イタリアショートパスタの種類についてご紹介します。他の種類に関しては、以下のリンクよりご覧ください。


イタリアパスタの種類【ロング編】はこちらから

https://italianity.jp/lifestyle/food/italian-long-pasta

イタリアパスタの種類【具入り編・その他のパスタ編】はこちらから

→近日公開予定!

イタリアパスタの種類【総まとめ】はこちらから

→近日公開予定!

イタリアショートパスタの種類

ショートパスタを使ったイタリア料理

ショートパスタには、日本でいうマカロニほどの長さのパスタや、小さいパスタの種類があります。イタリアでは、どの種類のパスタもパスタソースと和えて食べたり、サラダと一緒に食べるのが主流です。日本で馴染みがある種類のショートパスタもたくさんあります!

マッケローネ(maccherone)

日本でマカロニといわれているパスタが、イタリアでいうマッケローネです。直径2mm〜5mmのパスタで、穴の空いた円筒状になっている種類です。

イタリア料理では、グラタンだけでなく、ベースの味付けに具材を添える食べ方が典型的です。豆類と一緒に味付けをしてチーズを添えたりさまざまな楽しみ方があります。



セーダニ(sedani)

マッケローネ(マカロニ)の種類の1つです。マッケローネより少し大きめでわずかに曲がっています。

さらに、表面が滑らかなリーシェ(lisce)と溝があるリガーティ(rigati)といわれる種類があります。

イタリアパスタ料理として、味付けをしっかりしたいなら溝があるリガーティ(rigati)を選ぶと味付けがうまくいくでしょう。



ペンネ(penne)

こちらも日本でいえばマカロニの種類の1つ。先端が斜めに切られているのが特徴です。ペンに似ていることから、“penne”「ペンネ」イタリア語でペンという意味の名前がつきました。

同じく、リーシェ(lisce)とリガーティ(rigati)の種類が存在します。



リガトーニ(rigatoni)

セーダニよりも太く表面には線が入っているパスタの種類です。

クリームソース、トマトソース、ミートソースなどで絡めて食べることが多い傾向です。



ファルファッレ(farfalle)

蝶々のような形状をしたパスタの種類。イタリア語の蝶々(複数形)“farfalla”「ファルファッラ」がそのまま名前となりました。

イタリア料理では、ソースとの絡みが良い他、見栄えをよくするためにサラダと一緒に食べられることもあります。



コンキリエ(conchiglie)

貝殻の形状をしたパスタの種類です。貝殻(複数形)を意味するイタリア語“conchiglie”「コンキリエ」がそのまま名前となりました。



フッジリ(fusilli)

らせん状のパスタの種類です。日本ではカールマカロニと呼ばれることもあります。



ルオーテ(ruote)

車輪の形をしたパスタの種類です。イタリアでは車輪の形が典型的です。

日本では、キャラクターデザインのマカロニとしても販売されています。



オレッキエッテ(orecchiette)

耳のような形状から、イタリア語“orecchie”「オレッキエ」は小さな耳という意味を持ちます。イタリアのプッリャ州とバジリカータ州で盛んなパスタの種類です。



ガルガネッリ(garganelli)

イタリアのエミリア・ロマーニャ州で伝統的な手打ちパスタです。細かな横筋がついています。



ステッリーネ(stelline)

小さな星形のパスタの種類です。スープに入れたら可愛く仕上がります。



カサレッチェ(casarecce)

切り口がS字の形状をしたパスタの種類。日本人には馴染みのない形状です。イタリアのシチリア島発祥のパスタで、南イタリアで食べられています。



ジェメッリ(gemelli)

1本のパスタがS字に捻りあってできたパスタの種類です。2本のパスタが捻れているように見えます。イタリア語で双子という意味を持ちます。



その他のショートパスタの種類

イタリアのショートパスタの種類はまだまだあります。名前が分からないものもありますが、「こんなものもあるんだ!」と思いながらご覧くださいませ。







驚きのパスタ?!あなたは食べたいと思いますか?

海外の動画では、ユニークを超えて、ユニークすぎるショートパスタが存在しました!イタリアも含め、イタリア以外でもアートを楽しむ食文化が存在するようです。


今回はユニークなショートパスタの一部だけを取り上げました。ショートパスタ以外のユニークなデザインパスタも取り上げたら山のように存在します。

「ユニークすぎて、食べ物には見えない!」と思うかもしれませんが、お子様のお弁当に入れたり、お子様の苦手な料理と一緒に用意したら喜ぶこと間違いなしです!

イタリアでは、このようなアートや食文化を融合して楽しみたい大人がたくさんいます。着色はお花などの植物から行うため、食品添加物の懸念はありません


イタリアの多くのシェフが、このようなアートチックなパスタの種類を作りたいと望んでいますが、決して簡単ではなく、とても時間がかかります。

そのため、スーパーやレストランではほとんど置いていません。しかし、パスタを楽しみながら作りたい家庭では、作られることがあります。


まとめ

ハート型のイタリアショートパスタとバジル

イタリアパスタの種類に触れると、料理の世界を広げられたり、イタリアで生活する方も、食をさらに楽しむことが可能です。そして、日本でもさまざまなパスタを購入できます。


購入先については、総まとめの記事「【本場】イタリアパスタの種類はこんなにも?!」より紹介しております。食事を楽しみながら、イタリアの文化の旅にでましょう!