6月14日からのイタリアパビリオンはアブルッツォ特集。大自然に恵まれた地で、EATALYに登場する郷土料理もシンプルで奥深いおいしさが特長です。地元の美味を通じて、アブルッツォの魅力の一部を味わってみませんか。
山と海が出会うアブルッツォ州
アブルッツォと言われてすぐイメージが思い浮かぶ方は、かなりのイタリア通。イタリア中部のアドリア海に面し、ローマから車で3時間ほどで行ける州ですが、国立公園が3つもある雄大な自然に恵まれています。

アブルッツォ州の料理は、山と海が出会う多様な風土をそのまま表現したもの。内陸の丘陵地帯や高原からは、「アロスティチーニ」と呼ばれる伝統料理が生まれました。柔らかなラム肉を串に刺し、炭火で焼き上げる料理で、地域の牧畜文化に深く根ざしています。
一方、アドリア海沿岸では、新鮮な魚介類が豊富に獲れるため、その恩恵を活かした、シンプルでありながら風味豊かな魚料理が楽しめます。

山の恵みと海の幸の絶妙なバランスによって、アブルッツォの食文化は素朴さと洗練さを併せ持ち、両方の魅力が存分に味わえます。
牧畜文化から生まれたラム肉の串焼き
アブルッツォを代表する山の恵み「ラム肉のアロスティチーニ」がEATALYにも登場!アブルッツォでは、“Fornacella“という特徴的なコンロを使ってラム肉を炭火で焼きます。
香ばしくグリルしたラム肉の旨み、柔らかな肉質をそのまま堪能するシンプルな料理に、じゃがいもの自然な甘みが楽しめるローストポテトを添えて。高タンパク・低カロリーなラム肉は、ヘルシー志向の方にもおすすめです。

パスタは歯応えのある「キタッラ」
パスタは「キタッラ アッレ パッロッティーネ」。ギターの弦のように針金を張った器具で断面を四角く仕上げる「スパゲッティ アッラ キタッラ」は、アブルッツォで生まれたパスタです。
小さなミートボールの入ったトマトソース「パッロッティーネ」もアブルッツォのマンマの味。四角い断面で歯応えのある「キタッラ」によく絡んで、毎日でも食べたくなるおいしさです。

郷土料理に合うフレッシュなワイン
EATALYが選んだ赤ワインは、オーガニックワインの醸造所として知られるカンティーナ・ヴォルピの「モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」。アブルッツォ州の葡萄モンテプルチアーノを使用した赤ワインは、野いちごのようにフレッシュな果実味、柔らかな渋みがバランス良く広がる、素直でやさしい味わいのワインです。ぜひ「ラム肉のアロスティチーニ」とお楽しみください。
白ワインは、輝く麦わら色が美しいスピネッリの「トレッビアーノ・ダブルッツォ 」。エキゾチックな香りの中に花を想わせる繊細なニュアンスが漂い、フレッシュでバランスのよい辛口のワインです。前菜や魚料理によく合い、食前酒にもおすすめ。

アブルッツォ州の食文化を体感できる貴重な機会に、イタリアパビリオンのEATALYで、豊かな大自然の恵みを味わってください。
EATALY 大阪・関西万博 イタリアパビリオン 3F
イタリア各地の郷土料理
6月21日(土)まで アブルッツォ州
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