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トリュフのパスタ&ピッツァが登場!今週のイタリアパビリオンはマルケ州を特集

Keiko Shimada

2025.06.02

至宝とも言うべきアートはもちろん、毎週、イタリアの州を特集することでも話題を呼んでいるイタリアパビリオン。3階のレストランEATALYでも、週替りで個性的な郷土料理とワインが楽しめます。マルケ州が誇る本場の味とは?


世界的にトリュフで知られるマルケ州

イタリア中部のアドリア海側にあるマルケ州は、ラファエロの故郷で世界遺産のウルビーノ、時が止まったかのような美しい小さな村や中世の要塞や城が数多く残る地域。伝統的なイタリアの農村文化を物語るマルケ州には、手打ちパスタから滋味あふれる肉料理まで、土地に根差した多彩な郷土料理が揃っています。


イタリアの地図 マルケ州
南北に長く、海も山もあるマルケ州

なかでも有名なのがトリュフで、アックアラー二ャで採れるトリュフは高く評価されています。その強い香りと独特の風味で賞賛されるトリュフは、多くの伝統料理に欠かせないもので、シンプルな一皿さえも格別な美食へとワンランクアップ。


毎年、地元ではトリュフの収穫を祝う祭りが開かれ、世界中から美食家が集って舌鼓を打ち、特別な体験を分かち合います。トリュフは単なる食材を超えて、マルケ州の食文化を象徴する存在だと言えるでしょう。

カゴに入った黒トリュフ 
ちょうど6月から旬を迎える黒のサマートリュフ(WIKIMEDIA COMMONS)

マルケ州生まれの「マッケロンチーニ」

EATALYがマルケ州の郷土料理としてご紹介するパスタは、「マッケロンチー二・ディ・カンポフィローネ 黒トリュフ添え」。マッケロンチーニはマルケ州を代表するパスタで、小麦粉と卵で作られる細いリボン状のパスタです。麺自体の風味とトリュフの香りが際立つパスタは、バターとパルミジャーノ・レッジャーノでシンプルに仕上げられ、素朴でありながら特別感が堪能できます。

パスタ トリュフ
黒トリュフを贅沢にトッピングしたマッケロンチー二

これぞマルケ州!トリュフ香るピッツァ

マルケを代表するもう一皿は、その名も「トリュフのピッツァ」。モッツァレラ、パルミジャーノ・レッジャーノ、ブラックペーパーが絶妙なバランスで調和し、噛むほどにトリュフの香りが広がります。


肉類を使わなくても、豊かな風味で満足度の高いピッツァ。マルケならではの食材を活かした、なかなか味わえない今だけのおいしさです。

ピッツァ 黒トリュフ
トリュフと2種類のフォルマッジョが絶妙に調和

知られざる銘醸地のワイン

日本では知名度が低いものの、マルケ州では古代ローマ時代からワインが造られ、上質なワインが醸造されています。EATALYが選んだ白ワインは「ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ・スペリオーレ“カサルディセッラ”」。 “カサルディセッラ”とは、このワインが最初に造られた単一畑の名前です。フレッシュで華やかなブーケ、果実やアーモンドが感じられる凝縮した味わいが楽しめます。


赤ワインは、マルケ州の聖人「聖ロレンツォ」の名をもつ「サン・ロレンツォ」。チェリーなどのフルーツの香りに豊かな果実味、なめらかなタンニンの調和がとれた味わいで、どんな料理にも合わせやすい赤ワインです。

白ワインのグラスとボトル
赤ワインのグラスとボトル
マルケ州を代表するワイナリーUNAMI RONCHIの自信作

大阪・関西万博のなかでも、いま一番人気と言われるイタリアパビリオン。EATALYが提案するマルケ州の美味で、イタリアの奥深い魅力の一端を味わってみませんか。


EATALY 大阪・関西万博 イタリアパビリオン 3F

イタリア各地の郷土料理
6月7日(土)まで マルケ州


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