イタリアフェスティバルが主催する、若手アーティスト支援プロジェクト「ペル・キ・クレア」。
その一環として、イタリア文化会館にて、ジャズやクラシック音楽、映画音楽をお届けする4つのコンサートを開催しています。
9月4日(木)には、2004年に指揮者リッカルド・ムーティが設立した「ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団」が登場。
ヨーロッパを舞台に活躍した偉大なイタリア人作曲家「ルイージ・ケルビーニ」の名を冠する本オーケストラのメンバーは、委員長であるムーティとヨーロッパの主要オーケストラの首席奏者たちからなる選考委員会によって選抜された、30歳以下の若手奏者で構成されています。

2005年には、演奏家たちの希望とムーティの勧めから、室内楽活動を通して個々の協調性を育むために、オーケストラ内で室内楽グループを結成。
とりわけ、今回コンサートを行う木管八重奏団は、オーケストラの木管セクションの中核。本コンサートでは、木管のために書かれた室内楽の重要な作品であるモーツァルトのセレナード 第12番 ハ短調 K. 388とベートーヴェンの木管八重奏曲 変ホ長調op.103の2曲が披露されます。

現在、会場となるイタリア文化会館の公式ホームページにて、本コンサート観覧者の応募を受付中。
チケットは抽選となりますが、当選された方は入場無料となります。
イタリアの若手音楽家による木管八重奏団の演奏を、ぜひこの機会にご体感ください。
【イージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団 木管八重奏団メンバー】
ジョヴァンニ・フェルニャーニ / オルフェオ・マンフレーディ(オーボエ)
リッカルド・ブロッジーニ / ミルコ・チェラーティ(クラリネット)
アリーチェ・スカッケッティ / ダヴィデ・トマゾーニ(ファゴット)
ルカ・カッラーノ / フランチェスコ・ウルシ(ホルン)
【プログラム】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
セレナード 第12番 ハ短調 K.388
I. アレグロ
II. アンダンテ
III. カノン形式のメヌエット
IV. アレグロ
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
木管八重奏曲 変ホ長調 op.103
I. アレグロ
II.アンダンテ
III.メヌエット
IV. フィナーレ:プレスト
【開催日】2025年9月4日(木)18時30分(開場18時)
【開催場所】イタリア文化会館ホール(地下2階)
【申込み期間】2025年8月13日(水)~8月26日(火)12:00まで
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