イタリアのメルカートが好きすぎて、すぐ隣に引っ越したくらいのヘビーユーザーです。
ここのメルカート。日本と違うなぁと思うことの1つに、魚屋の営業日があります。
実は、月曜日に魚屋は営業していないのです。
これは、鮮魚コーナーのあるスーパーマーケットなどでも同様です。最近は月曜日でも魚を置いてる店も増えてきましたが、ごく一部。月曜には魚の入荷がないので、イタリア中の魚屋さんがお休みです。もちろん、冷凍の魚や加工されたものは曜日に関係なく買えますよ。
他にも魚に関してイタリアならではなのが、金曜日に魚を食べるという習慣。カソリックでは金曜日は 断食日です。その日はCibi magri(直訳すると痩せた食物。脂肪のない食べ物のこと。)という断食日に食べることを認められた食物を食べることになっています。そのCibi magrimpの1つが魚なのです。
もし、旅行中に台所付きの部屋に泊まることがあれば、魚料理に挑戦するというのはどうでしょう?
日本の魚屋さん同様に、こちらでも魚の下処理をしてくれます。さすがに「3枚に下ろして!」というのは無理ですが、内臓と鱗はしっかり取ってもらえます。持って帰ってフライパンで焼くだけと、簡単に調理できます。買う時には、イタリアンパセリをもらうことも忘れないでくださいね。
私のオススメは食材はCozze(ムール貝)です。ムール貝は日本に比べるととても安く、しかも美味しい。そのうえ調理が簡単といいことだらけなのです。
ムール貝は下処理が必要です。ヒゲのような貝からでている部分を1つ1つ取り除きます。
大きなお店では、コンクリートの撹拌器のようなぐるぐる回る機械で綺麗にしてもらえます。ただ、小さなお店にはこの機械がないことが多いので、自分で処理することになります。貝から出ているひげの部分を取り除く処理はちょっと面倒です。買う前にお店で処理してもらえるかどうかを聞いてくださいね。
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