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FOODEX JAPAN 2025にイタリア館が登場!注目のワインをご紹介

Katsuya Takahashi

2025.03.19

2025年3月11日(火)から14日(金)、東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2025(第50回国際食品・飲料展)」。74の国と地域から2,900を超える企業が参加した本展示会には、イタリア館が出展。190を超える多彩な店や団体が並ぶ広大なスペースの中から、今回はいま注目のワインにスポットを当ててご紹介します。


アートなラベルに地元愛を感じる1本

1997年にユネスコの世界遺産に認定された、イタリアの人たちにも人気の場所「チンクエ・テッレ」。5つの村と名付けられたこの地は、青い海と色とりどりの家屋、そしてブドウ畑が、まるで絵画のような風景を彩っています。


このチンクエ・テッレで1968年に設立されたワイナリー「カンティーナ・サッサリーニ」。その特徴は、リグーリア州固有のブドウ種「ボスコ」と「アルバローラ」を使用していること。このブレンドが、美味しい質感と長い余韻を生み出します。
また、エチケットには、チンクエ・テッレの風景をはじめ、同ワイナリーのラウラ・サッサリーニさんによって描かれたアートを採用。爽やかな香りと味わいを感じるデザインは、ご自宅用としてはもちろん、プレゼントとしても喜ばれること間違いなし。
美しい景色の中で生み出される、爽やかな美味しさと香りをお楽しみいただけます。


エチケットのデザインを手がける、カンティーナ・サッサリーニのラウラ・サッサリーニさん。

特別な土壌が生み出す神秘的なワイン

アルプス山脈の麓にある世界遺産の要塞都市ベルガモから高品質なワインを産出しているワイナリー「カミネッラ」。同ワイナリーは、ミシュラン三ツ星のレストランのワインリストにも採用される極上ワインを生産。
その品質の高さはベルガモ全域で知られているそうです。そして、カミネッラが高品質なワインを生産できる秘密は、この土地にしかない特殊な土壌。


「SASS DE LÜNA(サッス・デ・ルーナ)」と呼ばれる、まるで月をイメージさせる石灰岩と泥灰岩の層が分布するこの一帯は、ブドウ作りに最適な場所。岩が高い湿度と暖かさを保つとともに、ブドウの根が岩の無機塩を吸収。そんな絶好の場所で育ったブドウから作られるワインは、濃厚で力強く、そして胡椒やお香のような他のワインにはない特別な香りが楽しめます。


また、一度みたら忘れない三日月に顔がデザインされたエチケットも特徴的。そのデザインは、各ワインが持つイメージにより、色や表情が異なっています。さらに、ワインを熟成するためのオリジナルのガラスボトルは、類を見ない独特な形状が印象的。
そんなLUNAシリーズのワインが気になった方は、ぜひお試しを。新たなワインの美味しさが、あなたとの出逢いを待っています。

各ワインごとに違う、月をモチーフにしたエチケット。

ワインをカジュアルに楽しむという新発想

コルクを抜栓して、グラスに注ぐ。グラスの口から広がる華やかな香りを感じながら、口の中で転がす。そうした楽しみ方は、ワインならではの特権。しかし、バーベキューをはじめ、屋外での食事の際やひとりで飲む時など、ボトルのワインを開けるのは躊躇するもの。そんな時にピッタリなのが缶入りのワイン「MOVIMENT」。
エミリア・ロマーニャ州のワイナリー「CANTINE SGARZI LUIGI(カンティネ・スガルツィ ルイージ)」で生産されているこのワインは、250mlというちょうどいいサイズ。しかも、赤ワインやスパークリングワインをはじめ、種類も豊富。
屋外でお酒を飲む機会が増えるこれからの季節。定番のビールや酎ハイもいいですが、MOVIMENTで乾杯なんてワンランクおしゃれなお花見やバーベキューも素敵かもしれませんね。



アルコールが苦手な人も、今日は飲めない人も安心のノンアルコールワイン

ビールや酎ハイなどで、近年ノンアルコールドリンクがたくさん発売されていますが、ワインにもノンアルコールの商品があるのをご存知ですか?
「ノンアルコールのワインって、美味しいの?」そんな声が聞こえてきそうですが、そこはワイン大国イタリアの商品。芳醇な香りや味わいなど、なかなかのもの。また、赤や白、スパークリングはもちろん、オレンジフレーバーの商品など、ラインアップも充実。料理やシチュエーションに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
自動車を運転される方やアルコールが苦手な方、妊娠中や産後まもない方など、幅広い方にワインとの時間を楽しんでいただけるノンアルコールワイン。これから、ますます需要が高まりそうです。