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旬の野菜で手抜き料理「ズッキーネ・リピエネ」【サルデーニャの食卓から】

イタリアの食卓に欠かせない夏野菜

日本でもすっかりおなじみになった野菜ズッキーニ。フランス料理の「ラタトゥイユ」が定番ですが、イタリア料理でもさまざまなメニューに登場する夏野菜です。

収穫は6月から9月まで。ほのかな甘みと苦みが特徴です。見た目はキュウリに似ていますが、実はかぼちゃの仲間なので、ビタミンやミネラルなどが含まれています。低カロリーなのもうれしいですね。

焼いてもいいし、煮込んでもいいし、他の夏野菜や肉、魚と組み合わせやすい食材。サルデーニャでは、夏のあいだ、グリルやオーブン焼きなど、ズッキーニを使った手抜き料理をよくつくります。
ちなみに、ズッキーニの花も食べられます。咲かないうちに摘み取り、天ぷらにしたり、ピッツァのトッピングにしても美味しいですね。

今回はひき肉を詰めてオーブンで焼くだけの、手間のかからない人気メニュー「ズッキーネ・リピエネ」のレシピをご紹介します。

【レシピ】材料2人分

ズッキーニ、トマト、にんにく、レモン、イタリアンパセリ

ズッキーニ(中) 4本
牛ひき肉 160g
たまご 1個
パン粉 15g
レモンの皮 1個分
にんにく 1片
イタリアンパセリ、塩

中身をくり抜いたズッキーニ

①ズッキーニを洗って、拭きます。
へたを切り落としてから、縦半分に切ります。
包丁で端から5mmのところに切り込みを入れ、スプーンで中身をくり抜きます。
内側に塩をふりかけて、しばらくおきます。

くり抜いたズッキーニの中身をオリーブオイル、にんにく、塩でソテーしたソース

② くり抜いたズッキーニの中身を、オリーブオイル、にんにくの半分、お塩と一緒にフライパンに入れて、火にかけます。軽くソテーしてから、ミキサーにかけてソースを作ります。

ひき肉を詰めたズッキーニ

③ボウルにひき肉、たまご、パン粉、レモンの皮、イタリアンパセリとお塩を入れて、よく混ぜます。
準備したズッキーニの中をよく拭いてから、ひき肉を詰めます。
表面にパン粉をかけます。

きつね色になるまで焼いた「ズッキーネ・リピエネ」

④ 鉄板に並べて、200度で予熱しておいたオーブンに入れ、しっかりきつね色になるまで焼きます(約30分)。

ソースをたっぷりかけて仕上げた「ズッキーネ・リピエネ」

⑤ 他の夏野菜(チェリートマトなど)と一緒にお皿にのせて、ソースをたっぷりかけて、できあがり。
お好みでレモン汁をかけます。

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