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伝統的なマグロ漁に思いを馳せて。マグロのフリット【サルデーニャの食卓から】

毎年5月に行われる有名なマグロ祭「ジーロトンノ」

イタリアの伝統的なマグロ漁「マッタンツァ」。サルデーニャ島では、約3000年前のものと推定されるマグロ漁の網やマグロを描いたグラフィティが見つかっています。地中海の中でも、マグロ漁のとても古い歴史があります。
ところが最近は、マグロの数も減っていて、現在、サルデーニャでは、南西部のサン・ピエトロ島という小さな島のカルロフォルテという町でだけ、マグロ漁が残っています。

この大事な伝統を守るために、毎年5月下旬、4日間かけて、「ジーロトンノ」というマグロ祭りが開催されます。マグロの伝統的な追い込み漁に参加したり、伝統的なマグロ料理、さらに世界中からこのお祭りのために集まった有名シェフの作るバラエティに富んだ料理を味わうことができます。
公式サイト http://www.girotonno.it/
この時期、わが家でも、マグロのフリットが大好評です。レモン汁にマリネしてから、ハーブをまぜた衣をつけてサクサクに揚げます。ぜひ、お試しください。

【レシピ】材料4人分

◆材料
めばちマグロ 200g
レモン汁 1個分
セモリナ粉 30g
たまご 1個
パン粉 30g
ドライハーブ(ローズマリー、タイム)  小さじ2
塩 少々

角切りにしためばちマグロ

①めばちマグロを角切りにして、お塩をかけます。
器に入れ、レモン汁をかけて、約1時間マリネします。

めばちマグロとセモリナ粉、溶かした卵、パン粉(ハーブ、お塩と一緒にミルにかけておく)

②レモン汁をよくきって、キッチンペーパで水分をとります。
順番にセモリナ粉、溶かした卵、パン粉(ハーブ、お塩と一緒にミルにかけておく)につけます。

めばちマグロとセモリナ粉、溶かした卵、パン粉

③中火のサラダ油で、きつね色になるまで揚げます。

完成したマグロのフリット

④油をよくきって、レモンをしぼって、温かいうちに、サクサク感を楽しんで召し上がれ。

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