FOOD 23 Aug 2021

時短で作れる!魚介で楽しむイタリアン料理レシピ


海に面し、細長い国土を持つ日本とイタリアは、四季があり、南と北では地方色が大きく異なるなど沢山の共通点があります。
料理では素材の味を生かし、季節感があり、魚介を使った料理が多い事など、和食に通づるものを感じます。イタリアでは春の訪れとともに山菜や野草をいただき、魚介においては他国では避けられているイカやタコを食べる文化は日本、イタリア、スペインだけ。そして一番の共通点は料理を作る事、食べる事への情熱なのではないでしょうか。

今回は魚介を使った調理時間が短く、この季節にぴったりのイタリアンをご紹介します。

<本日のレシピ>
海老のフリットミスト
低温調理で作るサーモンのイタリアンコンフィ
鯛の切身で作るアクアパッツァ
魚介のカプリ風

海老のフリットミスト

海老のフリットミスト

新鮮な魚介類が手に入ったらこれ。塩で下味をつけてデュラムセモリナ粉をまぶしてさっと揚げるだけ。オリーブオイルで揚げるので風味豊かに仕上がります。

<材料(2人分)>

海老 ー 15尾
デュラムセモリナ粉 ー 適量
塩・白ワイン ー 各少々
揚げ油(オリーブオイル) ー 適量

<作り方>

1 海老は殻をむき、背腸をとり、塩水で綺麗に洗い、キッチンペーパーで水気を軽く拭き、塩少々をかけ、白ワイン少々をふる。
2 塩を軽くふり、セモリナ粉を全体にまぶす。
3 フライパンの高さ5センチ程にオリーブオイルを入れ、高温に熱した揚げ油でカラリと揚げる。
4 油をきり、揚げたてをを盛り、レモンを添える。

*白ワインをふり、その水分を利用し、しっかりとセモリナ粉をまぶしつけるのがコツです。

セモリナ粉

デュラムセモリナ粉は「デュラム小麦を粗挽きしたもの」という意味。デュラム小麦はとても硬いので薄力粉のように細かく精製せずに荒く加工をします。
グルテンの含有量が多く、弾力性に富んでいるので生地の整形がしやすく茹でてもモチモチの食感。パスタに最適な小麦です。これを食材にまぶして揚げるとカリカリに。

低温調理で作るサーモンのイタリアンコンフィ

低温調理で作るサーモンのイタリアンコンフィ

40℃の低温調理で加熱したサーモンは驚くほど柔らかい。ジェノベーゼソースを作り置きしておけば手間なしで仕上がる一品です。

<材料(2人分)>

サーモン(刺身用) ー 1さく(200g)
塩 ー 少々
〜アーモンドジェノベーゼソース(作りやすい量)〜
A:アーモンド ー 20g
A:バジル ー 葉20枚
A:にんにく ー 1/2かけ
A:オリーブオイル ー 大さじ5
A:パルミジャーノチーズのすりおろし  ー 大さじ3
A:塩 ー 小さじ1/2

ミニトマト・バジル ー 少々

<作り方>

1 サーモンに塩をまぶし、サランラップで包む。保存用ビニール袋に入れて空気を抜く。
2 低温調理器があれば深めの容器に水をはり1を入れ40度に設定し、1時間加熱する。ない場合は大きめの鍋に湯をはり、1を入れ温度計で40℃なるように調整し、蓋をし、温度が下がったらお湯を加えながら1時間加熱する。
3  Aをフードプロセッサーに入れ、滑らかになるまで攪拌する。
4 2を一口大にカットし(柔らかいので取り扱いに注意する)皿に盛り、ミニトマトとバジルを飾り、3をかける。

*ジェノベーゼソースは冷蔵庫で1週間ほどは保存可です。冷凍庫で1ヶ月ほど保存可です。

ジェノベーゼソース

アーモンドを使ったジェノベーゼソースはアーモンドの歯応えがアクセントに。
松の実よりも手に入りやすいのも嬉しいところです。

鯛の切身で作るアクアパッツァ

鯛の切身で作るアクアパッツァ

切身を使った手軽に作れるアクアパッツァです。あさりから出た出汁が旨味をプラスしてくれます。魚介から出たスープが美味しいので締めにパスタを加えて頂くのもおすすめです。

<材料(2人分)>

鯛の切身 ー 2切れ
あさり ー 150g
にんにく ー 1かけ
セロリ ー 1/6本
パプリカ(赤・黄) ー 各1/6個
ミニトマト(赤・黄) ー 各3個
オリーブオイル ー 大さじ1
白ワイン ー 大さじ4
水 ー 150ml

イタリアンパセリ ー 少々

<作り方>

1 鯛に塩少々をふる。あさりは*​​​​​​50℃洗いをする。にんにくは皮をむき、包丁の背で潰す。セロリとパプリカは薄切りにする。
2 フライパンににんにくとオリーブオイルを入れ、弱火にかけ、良い香りがしたら、中火にし、鯛を加え、両面をさっと焼く。
3 2に白ワイン、水、セロリ、パプリカを加え、一煮立ちしたらあさりとミニトマトを加える。再沸騰したらミニトマトとあさりを加え、強火にし、蓋をしてあさりの口が開くまで火にかける。味をみて足らないようであれば塩をたす。
4 3を器に盛り、パセリをちぎりながら散らす。

*50℃洗いとは​​どうるに水と同量の沸騰した湯を入れて50℃にする。あさりを5分入れ、お湯の中で洗い、汚れを落とし、さらに水で洗う。

タイの写真

魚の切身を使えば手軽に作れます。鯛の他にも鰆、たら、鮭、スズキなどで作っても美味しいです。

魚介のカプリ風

魚介のカプリ風

材料を全てオーブンに入れるだけで完成する簡単レシピです。
美味しくて、豪華、おつまみを食べている間に出来上がるおもてなしにもぴったりのレシピです。

<材料>

生たら ― 3切れ
あさり ― 150g
にんにく ― 1かけ
トマト ― 中2個
ブラックオリーブ ― 10粒
ケイパー ― 大さじ1/2
タイム ― 2枝
塩・こしょう ― 各少々
オリーブオイル ― 大さじ1

<作り方>

1 あさりは50度洗いをする。たらは骨を取り除き、4等分に切る。にんにくは皮をむき、芯をとり、薄切りにする。トマトは半分に切り、皮ごと潰し、4等分に切る。オーブンは200度に余熱する。
2 耐熱容器にオリーブオイル大さじ1をしき、たら、あさり、にんにく、トマト、オリーブ、ケイパー、タイムの順にのせる。
3 塩、こしょうをふり、残りのオリーブオイルを回しかけ、アルミホイルで覆う。オーブンで20〜25分する。

魚介のカプリ風

耐熱性の容器や鍋、土鍋などで作るとそのままテーブルに出せるので便利です。
写真は2人用の土鍋。

いかがでしょうか?
材料はスーパーで手に入りやすい食材ばかりです。是非普段の食卓に取り入れてみてくださいね。

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WRITER PROFILE
高木あゆみ

横浜・青葉台と東京・浜松町での料理教室『ahhouse』を主催。食品メーカー、書籍、出版向けのレシピ開発及び撮影、イベントでのクッキングデモストレーション、食材セミナーなどを行っている。季節の野菜やハーブを使い和食、イタリアン、エスニックなどをミックスしたボーダレスな料理を得意とし、食卓には様々な国籍の料理が並び、海外向けのレシピ開発の仕事も多い。二男の母、朝5時に起きて息子のお弁当を作り、ランニングをするアクティブ派。自分にとっての心地よさを何よりも大切にする。ブログhttp://ahhouse.wordpress.com