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【レシピ】1週間から1カ月まで保存可能!簡単作り置きおすすめイタリアンレシピ&アレンジレシピ

食事の支度に十分な時間が取れないけれど、美味しいものは食べたい!そんな願いを叶えるため、今回は【おかずの素】レシピをご紹介します。【おかずの素】というのは、「作り置き料理」というより「作り置き食材」に近いもので、調理工程もとてもシンプル。保存がきくので、週末に作り置きをして、平日にアレンジした料理を簡単に作ることが可能です。

今回はその【おかずの素】の作り方と、それを使ったアレンジレシピをご紹介します。

高木あゆみ氏の保存容器コレクションの写真

ちなみにこれは私の保存容器コレクションの一部です。お気に入りの保存容器を揃えるとストックするのが楽しくなりますよね。

<本日のレシピ>
大豆の水煮
大豆バター【アレンジレシピ】
自家製ツナ
ツナとミニトマトのペンネ【アレンジレシピ】
塩豚
塩豚グリル【アレンジレシピ】
大豆のサラダ(自家製ツナ+大豆の水煮)【アレンジレシピ】
塩豚と大豆のポットロースト(塩豚+大豆の水煮)【アレンジレシピ】

作り置きレシピ1:大豆の水煮の作り方

<材料>
乾燥大豆 — 300g

乾燥大豆を鍋に入れた写真

<作り方>

1.大豆は洗って大きめの鍋に入れ、たっぷりの水を加える。

鍋に大豆とたっぷりの水を入れた写真

2.一晩置いて戻す。

鍋に水を入れて一晩寝かせた大豆

3.戻し汁は捨てずに水を豆から5センチほど加え火にかける。沸騰したらアクを取り、弱火で1時間半ほど、豆が柔らかくなるまで茹でる。茹で汁に漬けたまま冷まし、粗熱が取れたら茹で汁ごと保存用ビニール袋に入れ冷凍する(*冷凍庫で1ヶ月は保存可)。

鍋に入れて加熱し、粗熱を取った大豆の写真

<アレンジレシピ:大豆バターの作り方>

大豆バターを塗った食パンの写真

<材料>
茹で大豆 — 50g
バター — 30g
三温糖 — 25g
塩 — ひとつまみ

<作り方>

1. フードプロセッサーに大豆を入れて、滑らかになるまで撹拌し、残りの材料を加えて、全体が混ざり合って滑らかになるまで撹拌する。
2. 容器に移しかえて、冷蔵庫で保存する(*冷蔵庫で2週間程保存可)。

作り置きレシピ2:自家製ツナの作り方

<材料>
まぐろの刺身 — 1さく
塩 — 小さじ1
にんにく — 1/2かけ
赤唐辛子 — 1本
タイム — 1本
オリーブオイル — 150ml

まぐろ1さくの写真

<作り方>

1. まぐろの両面に塩をふり、10分程置く。にんにくは包丁の背で潰す。赤唐辛子は種を抜く。
2. 鍋に1、タイム、にんにく、オリーブオイルをヒタヒタになるまで注ぐ。

まぐろ1さくを鍋に入れ、タイム・にんにく・オリーブオイルで浸した写真

3. 弱火にかけ、途中で上下を返し15分程加熱し、冷ます。保存容器に入れ、オイルごと冷蔵庫で保存する(*冷蔵庫で1週間程は保存可)。

鍋に入れて加熱し、オイルで浸したまぐろ1さくの写真

<アレンジレシピ:ツナとミニトマトのペンネの作り方>

ツナとミニトマトのペンネの盛り付け写真

<材料(2人分)>
ペンネ — 160g
にんにく — 1かけ
アンチョビ — 3枚
自家製ツナ — 70g
ミニトマト — 10個
自家製ツナのオイル — 大さじ5
塩・黒こしょう — 各少々
パセリのみじん切り — 少々

<作り方>

1. 鍋にたっぷりの湯をわかし、多めの塩を加え、袋の表示時間よりも1分短めにペンネを茹でる。包丁の背でにんにくを潰す。アンチョビはみじん切りにする。

2. フライパンにオリーブオイルとにんにく、アンチョビを入れ、弱火にかける。にんにくが色づく前にミニトマトを入れ、中火にする。にんにくが色づいたらツナを入れ、続いてペンネを加え、混ぜながら1分程火にかける。塩で味をととのえ、皿に盛り、黒こしょうをふり、パセリを散らす。

作り置きレシピ3:塩豚の作り方

<材料>
豚バラ肉又は肩ロース肉かたまり – 1キロ
粗塩 – 大さじ1と1/2

豚バラ肉(かたまり)の写真

<作り方>

1. 豚肉の表面に塩をまんべんなくつけて、軽く揉む様にして全体に擦り込む。ぴったりとラップで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存する。全体に塩がなじみ2日目以降が食べごろ(*冷蔵庫で6日程保存可)。

豚バラ肉(かたまり)に塩を揉みこんで、ラップで包んだ写真

<アレンジレシピ:塩豚グリル>

塩豚のグリルの写真

<材料(2人分)>
塩豚 — 200g
玉ねぎ — 1.5センチの輪切り4枚
レモンのくし切り — 1切れ
【付け合わせ】
サニーレタス、ラディッシュ 

<作り方>

1. 塩豚は1.5センチの厚さに切る。
2. フライパンを中火に熱し、油を敷かずに1を両面こんがり焼く。続いて玉ねぎを両面焼く。
3. 皿に2を盛り、玉ねぎに塩をふり、塩豚に黒こしょうをふる。レモンを添え、付け合わせを盛り、好みのドレッシング(分量外)を生野菜にかける。

大豆のサラダ(自家製ツナ+大豆の水煮)の作り方

大豆のサラダの写真

作り置きの組み合わせでアレンジもできます。
自家製ツナと大豆の水煮を組み合わせた、栄養満点の大豆のサラダを紹介します。

<材料(2人分)>
大豆の水煮 — 100g
自家製ツナ — 30g
ミニトマト(1センチ角) — 5個分
きゅうり(5ミリ角) — 1/4本
セロリ(5ミリ角) — 1/4本
セロリの葉(粗く刻む) — 少々
カッテージチーズ — 大さじ1と1/2
A:自家製ツナのオイル — 大さじ2
A:米酢 — 大さじ1
A:塩 — 小さじ1/2
A:黒こしょう — 少々
A:粒マスタード — 小さじ1/2

<作り方>

1. ボウルに大豆、ツナ、ミニトマト、きゅうり、セロリを入れ、Aを加えて全体を混ぜ合わせる。
2. 1を器に盛り、カッテージチーズを散らす。

塩豚と大豆のポットロースト(塩豚+大豆の水煮)の作り方

塩豚と大豆のポットローストの写真

今度は作り置きの塩豚と大豆の水煮でアレンジしたポットロースト。
食事の主役にもなるご馳走メニューになりますよ。

<材料(2人分)>
塩豚 — 200g
大豆の水煮 — 300g
玉ねぎ — 1/4個
セロリ — 1/4本
にんじん — 1/4本
ドライトマト — 2枚
ローリエ — 1枚
白ワイン — 100ml
大豆の茹で汁 — 400ml
塩、黒こしょう — 少々

<作り方>

1. 塩豚は8等分に切る。玉ねぎ、セロリ、にんじんは5ミリ角に切る。ドライトマトは細切りにする。
2. 厚手の鍋に塩豚を入れ、中火にかけて両面をこんがり焼き、一旦取り出す。玉ねぎ、セロリ、にんじんを中火で炒め、しんなりしたら塩豚を戻し入れ、全ての材料を加えて中火にかける。沸騰したら弱火にし、汁気がなくなるまで煮て塩、こしょうで味を整える。

どれもシンプルな行程で作る事が出来ますし、アレンジ方法もたくさんあります。そしてストック食材同士の組み合わせればレシピはもっと広がりますね。おうち時間を活用して是非作ってみて下さいね。

高木あゆみさんによるイタリア料理レシピはこちら

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