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「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」日本人シェフ弓削啓太が世界チャンピオンに!

2日間にわたる激戦を制したパスタは?

「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」に、日本代表として二度目の挑戦をした「SALONE 2007」(神奈川県横浜市)料理長、弓削啓太(ゆげけいた)氏が優勝

フランス・パリで2019年10月10~11日に開催された世界最大級の食品会社バリラ及びアカデミア・バリラが共催するパスタ界のワールドカップ「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」に、日本代表として二度目の挑戦をした「SALONE 2007」(神奈川県横浜市)料理長、弓削啓太(ゆげけいた)氏が、2日間にわたる激戦の末、世界チャンピオンの座に輝き「Barilla Master of Pasta」の称号を獲得しました。日本人シェフが世界チャンピオンの座につくのは、2012年開催した第1回同大会の山田剛嗣(やまだよしつぐ)氏に次いで二人目となります。

弓削氏がつくった3つのパスタ

弓削氏がつくった3つのパスタ

弓削氏がつくった3つのパスタ

弓削氏は、2017年の大会では惜しくも決勝で敗れ、今回は2度目の挑戦。初戦で開催国フランス代表Edouard Chouteauと対戦し、大会テーマである「The Art of Pasta」を体現するため、「酒、山椒、ゆず」など日本のエッセンスやアロマを使用した「Penne Gorgonzola Profumo Giapponese(ペンネ・ゴルゴンゾーラ・プロフーモ・ジャッポネーゼ)」を披露しました。
また、8名が駒を進めた2回戦では、ウェルビーイングのコンセプトレシピが求められる中、「Spaghetti Integrali In Salsa(スパゲッティ・インテグラ―リ・イン・サルサ)」を調理し、オーストリア代表Sebastian Butziを制しました。
ファイナルステージでは、他3名のファイナリストのシェフと共に、初戦で披露した日本の食文化のエッセンスを取り入れたレシピで、この日のために準備した佐賀、有田焼、李荘窯でプレゼンテーションを変更し、見事に世界チャンピオンに輝きました。

パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」に、日本代表として二度目の挑戦をした「SALONE 2007」(神奈川県横浜市)料理長、弓削啓太(ゆげけいた)氏

授賞式で弓削氏は、「新”The Barilla Master of Pasta”に選ばれたことをとても誇りに思います。この数年で培った自分の全ての知識と技術を次の世代に継承していきたい」と語りました。

弓削啓太(Keita Yuge)
1985年11月3日生まれ、佐賀県鳥栖市出身。神奈川県横浜市SALONE 2007(サローネ ドゥエミッレセッテ)料理長。「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ 2019」世界チャンピオン。2017年同大会ファイナリスト。高校までは野球一筋で甲子園出場経験を持つ。高校卒業後、語学留学で訪れたバンクーバーで料理学校へ入学。帰国後、「Chez Inno(シェ・イノ)」で修行を積む。さらに腕を磨くため、パリへ渡り「Restaurant GUY SAVOY(ギ・サヴォア)」で研鑽を積む。帰国後はイタリアン・サローネグループの「QUINTOCANTO(クイントカント)」で料理長を務めたのち、2018年1月より「SALONE 2007」の料理長に就任。

パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019についてはコチラ
https://www.barilla.com/en-us/pasta-world-championship-2019

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