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イタリアンバールとは? 〜メニュー編〜|阿部バリスタのコーヒータイムズ

イタリアンバールは、イタリアでいうカフェのようなもの。メニューのラインナップも、どの店でもほとんど決まっています。

イタリアンバールについて、過去の記事はこちら
イタリアンバールとは?〜バリスタ編〜
イタリアンバールとは?〜バンコ編〜
イタリアンバールとは?〜客席編〜

【DRINKメニュー】
・コーヒー
・ソフトドリンク
・アルコール

【FOODメニュー】
・パニーノなどサンドイッチ系
・ブリオッシュなど甘いパン
・サラダ
・前菜
・ドルチェ(生菓子、焼き菓子、ジェラート)

このように軽食が中心のスタイルで、パスタはまずありません。(パスタはトラットリアで食べるもの)

しかし、日本ではイタリアの国旗が掲げられていると「パスタがあるお店」と認識されてしまう傾向にあります。私も色々なカフェで働いてきましたが、どのお店でも聞かれなかったことはなかったです。パスタが無いと帰ってしまうお客さまがいたお店もありました。ご飯や麺物のほうがお腹いっぱいになるからでしょうか、サンドイッチやパンはなかなか主食のイメージがつきにくいのでしょうね。

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〈ピエトレ・プレツィオーゼ〉ではサンドイッチメニューとして、「ピアーダ(Piada)」と呼ばれるピッツァのようにモチモチした、北イタリアのピッツァと呼ばれる、エミリア・ロマーニャ州のパンを提供しています。

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ミラノなどでよく見かけ、ピアーダ(ピアディーナ)専門店「ピアディネリア(PIADINERIA)」があるくらいです。お惣菜を挟んもよし、ヌテッラやジェラートを挟んでもおやつ代わりになって、とても親しみやすいパン。とても美味しいので、ぜひ召し上がっていただきたい一品です。

また、美味しいカフェとともにバールで楽しい時間を過ごすためには、ドルチェの存在も欠かせませんね。

【「阿部バリスタのコーヒータイムズ」シリーズ一覧はこちら】

【初出:この記事は2018年1月15日、初公開されました@AGARU ITALIA】