日本のコーヒーショップには、さまざまなスタイルがあることをご存知ですか?
どこのコーヒーショップでも必ずと言っていいほど、エスプレッソマシンが置かれていますが、エスプレッソにしてもカフェラッテにしても、そのお店のスタイルによって味やコーヒーカップのサイズ、形などが異なるのです。
皆さんが日常的に利用するお店の中で、特に混同しやすいのがイタリア系とシアトル系です。それぞれの特徴をまとめてみました。
こんなに違う、イタリア系とシアトル系
焙煎
イタリア系・・・フルシティーロースト前後
シアトル系・・・フレンチ〜イタリアンロースト
豆の品種
イタリア系・・・アラビカ種100%またはアラビカ種+ロブスタ種のブレンド
シアトル系・・・アラビカ種100%
スタイル
イタリア系・・・基本的に店内で飲む(紙カップは存在しない)
シアトル系・・・テイクアウトが多い(紙カップ)
カップのサイズ
イタリア系・・・ワンサイズ
シアトル系・・・S/M/Lサイズとバリエーションがある
エスプレッソの価値
イタリア系・・・コーヒーそのものの味を楽しむ
シアトル系・・・そのままでは飲まず、コーヒーベース的な役割
カフェラッテ
イタリア系・・・スチームミルクのみ
シアトル系・・・スチーム+フォームミルク
エスプレッソマシンの位置
イタリア系・・・バリスタの背面側に設置
シアトル系・・・バリスタの正面側(バリスタとお客さまとの間)に設置
それぞれ、こんな特徴があるんです! 似ているようで異なる両者、あなたの好みはどちらでしょうか?
【初出:この記事は2017年12月4日、初公開されました@AGARU ITALIA】