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【レシピ】夏野菜・焼き芋を使ったアレンジからフラワーフォカッチャまで!手作りで広がるフォカッチャの世界

イタリアンでの食事の際に一番最初に出される事が多いフォカッチャは、イタリア語で「火で焼いたもの」という意味でピザの原型とも言われています。フォカッチャをつまみながらワインと一緒に料理を待つのが定番ですが、私は大好きなので何度もおかわりをしてしまいます。

今回は大好きなパン屋さんにこっそり教えてもらった、とびきり美味しいフォカッチャのレシピをご紹介します。このモチモチ感はイタリアンレストランにも負けず劣らずの美味しさです。

レストランで出されるフォカッチャは、トッピングは粗塩とハーブのみのシンプルなものが多いのですが、手作りであれば様々なトッピングを楽しめます。オリーブやドライトマト、ズッキーニのスライス、チーズやソーセージをのせて、厚さを半分にスライスして具を挟んでサンドイッチにするのもいいですね。作り方はとっても簡単。様々なトッピングをして自由なフォカッチャの世界を楽しんでみませんか?

<本日のレシピ>
基本のフォカッチャ
夏野菜のフォカッチャ
焼き芋のフォカッチャ
フォカッチャサンド
フラワーフォカッチャ

基本のフォカッチャの作り方

基本のフォカッチャの完成図

<材料(20×20センチ)>
強力粉 — 250g
ドライイースト — 小さじ1
砂糖 — 大さじ1
塩 — 小さじ1
オリーブオイル — 大さじ1と1/2
水 — 180ml
じゃがいも(茹でてつぶす) — 中1個
表面に塗るオリーブオイル — 適量
ローズマリー ― 少々
自然塩 ― 少々

フォカッチャの生地の材料

<作り方>

1. ボウルに生地の材料を入れ、混ぜ、ひとまとまりになったら取り出し、滑らかになるまでこねる。

フォカッチャの生地

2. 1を丸めて、生地の継ぎ目を下にしてオリーブオイルを塗ったボウルに戻し、ラップをして電子レンジの発酵モードで(もしくは温かい場所で)1時間程、生地が2倍に膨らむまで発酵させる。

フォカッチャの生地

3. 2の空気を抜き、オーブンシートを敷いた天板におき、厚さ2センチ程の好きな形に成形する。

フォカッチャの生地

4. 乾燥しないように袋をかぶせ、電子レンジの発酵モードで(もしくは温かい場所で)30分程おく。

フォカッチャの生地

5. 人さし指の腹にオリーブオイルを少々をつけ、生地の表面のところどころ(16~18カ所)をかるく押してくぼませ、ローズマリーの葉を散らし、刷毛で表面にオリーブオイルを塗る。

ローズマリーの葉をのせたフォカッチャ

6. 180度のオーブンで25分程焼き、塩を散らす。

フォカッチャ

夏野菜のフォカッチャの作り方

夏野菜のフォカッチャ

<材料(5個分)>
*基本のフォカッチャの生地
ミニトマト(半分に切ったもの) ― 5個
ズッキーニ(5ミリの厚さの輪切り) ― 5枚
ミニアスパラガス(茹でて半分に切る) ― 5本
ブロッコリー(小房に分けて茹でたもの) ― 5個
かぼちゃ ― (3センチの長さ5ミリの厚さの薄切り) ― 5枚
ベーコン(4センチの長さに切る) ― 5枚
表面に塗るオリーブオイル — 適量
粉チーズ ― 小さじ5

<作り方>

1. 基本のフォカッチャの作り方の2までは同じ。

2. 5等分に分けて成形し、乾燥しないように袋をかぶせ、電子レンジの発酵モードで(もしくは温かい場所で)15分程おく。

3. トッピングをのせ、刷毛で表面にオリーブオイルを塗り、粉チーズをふる。

4. 180度のオーブンで15分程焼く。

焼き芋のフォカッチャの作り方

焼き芋のフォカッチャ

<材料(1枚分)>
*基本のフォカッチャの生地
さつま芋(または市販の焼き芋) ― 200g
表面に塗るオリーブオイル — 適量
赤唐辛子(種を取り、粗みじん切り) —  1本分
クミンシード — 小さじ1
自然塩 — 少々

<作り方>

1. さつま芋は濡らした新聞紙とアルミホイルで包み180度のオーブンで1時間程芯が柔らかくなるまで加熱する。

2. 基本のフォカッチャの作り方の4までは同じ。

3. さつま芋を適当な大きさに手でちぎり、生地に手でくぼみをつくり、押し込む。クミンシード と赤唐辛子を散らす。刷毛で表面にオリーブオイルを塗る。

4. 180度のオーブンで25分程焼き、塩を散らす。

フォカッチャサンドの作り方

フォカッチャサンド

フォカッチャの厚さを半分に切り、あればタプナード(黒オリーブのペースト)を塗り、レタス、生ハム、トマトを挟んで出来上がり。

フラワーフォカッチャの作り方

耐熱皿にフォカッチャの生地を敷き詰め、野菜やハーブでデコレーションして焼き上げます。

フラワーフォカッチャ左から、赤い花(ミニトマト)、黄色い花(黄ピーマンの輪切り)、茎と葉っぱ(イタリアンパセリ)、バラ(トマトの皮)、草(ミニアスパラ)、紫の花(紫玉ねぎ)

基本の生地を覚えればアレンジは広がります。是非挑戦してみて下さいね。

高木あゆみさんによるイタリア料理レシピはこちら

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