FOOD 02 Jul 2021

テーブルを華やかに!エディブルフラワーで彩るイタリアンランチレシピ


ここ最近食べる花、エディブルフラワーが注目されつつあります。
レストランではエディブルフラワーをあしらった一皿、パティスリーではエディブルフラワーを使ったアートの様なスイーツなどなど。料理やスイーツの彩りや香り付け以外にも栄養価が高いのも注目される理由の一つです。ビタミン類、カリウム、繊維質などは野菜や果物に引けをとらないほど豊富に含まれています。
エディブルフラワーとは「食べられる花」と訳されている通り、毒性がない食用花のことを指し、農林水産省が定めたガイドラインにのっとり農薬や低農薬栽培されています。花を食べるという習慣は昔からあり、日本では食用菊や桜の花、海外ではナスタチウムやす薔薇やみれの砂糖漬けなどが有名です。そしてここ最近ではカーネーション、ペンタス、撫子など種類は70種類にも及びます。

エディブルフラワー

今回は華やかなエディブルフラワーをあしらったランチをご紹介します。エディブルフラワーを添えれば食卓が華やかに演出でき、花言葉を添えるなんていう演出も気が利いています。

サーモンムース(作りやすい量)

フードプロセッサーがあれば簡単に作れる一品です。
ピンク色の仕上がりはウェディングにぴったりです。

サーモンムース

<材料>
サーモン(1切れ) — 120g
ゼラチン — 3g
卵白 — 1/2個分
生クリーム — 50ml
レモン汁 ― 大さじ1/2
ディル(葉を摘む) — 1本
〜トマトソース〜
オリーブオイル — 大さじ1と1/2
トマト — 1個
酢 — 大さじ1
エディブルフラワー

<作り方>

1 サーモンは皮を取り除き、茹でる。
2 ムース用のゼラチンをココット皿に入れ、大さじ2の水を入れ、よく混ぜレンジ(500W)で30秒加熱し、溶かす。
3 卵白は塩小さじ1/3(分量外)を入れ、固く泡立てる。生クリームは八分だてに泡立てる。サーモンはフードプロセッサーにかけて滑らかにする。
4 サーモンに卵白と生クリーム、1を加え、混ぜ合せる。
5 3をグラスに入れて冷蔵庫で冷やし固める。
6 トマトソースを作る。トマトは湯むきをし、全てをフードプロセッサーにかけて滑らかにする。
7 4が固まったら5をかけてディルとエディブルフラワーを添える。

サーモンムース

イチジクとブルーベリーのカプレーゼ(2人分)

この時期旬のイチジクとブルーベリーをカプレーゼに。
バルサミコ酢をかけると味がバランスよくまとまります。

イチジクとブルーベリーのカプレーゼ

<材料>
モッツァレラチーズ(チェリータイプ) ― 8個
イチジク ― 1個
ブルーベリー ― 15粒
塩 ― 少々
オリーブオイル ― 適量
バルサミコ酢 ― 適量
エディブルフラワー

<作り方>

1 イチジクは食べやすい大きさに切る。
2 器にチーズとフルーツを盛り、塩少々をふり、オリーブオイルとバルサミコ酢をまわしかける。エディブルフラワーをあしらう。

イチジクとブルーベリーのカプレーゼ

ウェディングスープ(2人分)

食材の組み合わせのバランスの良さからこの名前がついたスープ。これからの結婚生活にも是非作ってほしいスープです。
イタリアでこのスープをミネストラ・マリタータ(minestra maritata)と鶏の肉団子を合わせる事が多いですが、ベーコンやソーセージで作っても。

ウェディングスープ

<材料>
ソーセージ ― 4本
玉ねぎ ― 1/2個
にんじん ― 1/4本
セロリ ― 1/2本
ケール(小松菜でも代用可) ― 1/2束
スープストック(同量の水にコンソメスープの素1個を溶かしたもので代用可) ― 600ml
オリーブオイル ― 大さじ1
塩 ― 小さじ1/3
パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろし ― 適量

<作り方>

1 ソーセージは1センチ幅に切る。玉ねぎ、にんじん、セロリは5ミリ角に切る。ケールは5ミリ幅に切る。
2 鍋にオリーブオイルを熱し、弱火で玉ねぎ、にんじん、セロリを10分程炒め、しんなりしたらケールを加えて炒める。
3 ケールがしんなりしたら、スープストックを加え、強火にかける。沸騰したらアクをとり、弱火で15分ほど煮る。
4 3にソーセージを加え、強火にかけ、沸騰したら弱火にし、5分ほど煮る。塩を加え、味をととのえ、器に盛り、パルミジャーノチーズをかける。

ウェディングスープ

ビーツのリゾット(2人分)

鮮やかな色合いはおもてなしにぴったりです。
予めビーツのピュレを準備しておけばさらに簡単に作れます。

ビーツのリゾット

<材料>
ビーツ ― 1個
玉ねぎ – 1/4個
米 – 1カップ
オリーブオイル – 大2
白ワイン – 1/4カップ
スープストック(同量の水にコンソメスープの素1個を溶かしたもので代用可) ― 600ml
塩 – 少々
パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろし – 適量
エディブルフラワー

<作り方>

1 ビーツは厚めに皮をむき、3センチほどの厚さの輪切りにし、酢少々を入れたお湯で20分程茹でる。粗熱が取れたら、フードプロセッサーにかけて滑らかにする。玉ねぎはみじん切りにする。
2 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを弱火で炒めて透明になったら、米(洗わない)を加えて炒め合わせる。全体にオイルがなじんだら白ワインを加える。
3 アルコール分が飛んだらビーツとスープストック200mlを加える。絶えず木べらで混ぜ合わせながら残りのスープを3〜4回に分けて加えていく。
4 アルデンテの1歩手前になったら火を止めて塩で味を整える。
5 4を器に盛り、パルミジャーノチーズをかける。エディブルフラワーをあしらう。

ビーツのリゾット

ポークソテーバルサミコソース(2人分)

バルサミコ酢のコクがお肉とよく合います。
鶏肉やラムで作っても美味しいです。

ポークソテーバルサミコソースポークソテーバルサミコソースのお肉

<材料>
肩ロースとんかつ用 — 2枚
塩・こしょう — 各少々
薄力粉 — 少々
オリーブオイル — 大さじ2
A:白ワイン・バルサミコ酢 — 各大さじ4
A:バター — 20g
A:塩・こしょう — 各少々
ロマネスコ — 50g
アスパラ — 2本
エディブルフラワー 

<作り方>

1 豚肉は冷蔵庫から出して30分程おき、数カ所、脂肪と肉の間と外側に包丁で切れ目を入れ、筋きりをして縮むのを防ぐ。両面に塩、こしょうをし、薄力粉を薄くはたく。ロマネスコは小房に分け、アスパラは3等分の長さに切る。
2 フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を熱し、野菜ををこんがり焼き、取り出す。
3 2のフライパンに残りのオリーブオイルを足し、豚肉を両面こんがり焼き、取り出す。
4 3のフライパンにAを足し、とろみがつくまで混ぜながら火にかける。
5 皿に2、3を盛り、4をかける。エディブルフラワーをあしらう。

ポークソテーバルサミコソースポークソテーバルサミコソースのお肉

ヨーグルト風味のパンナコッタ ブルーベリーソース(2人分)

ヨーグルトが入ったさっぱり味のパンナコッタはお口直しにぴったりです。
ブルーベリーソースはレンジで作るのでお手軽です。

ブルーベリーソースのパンナコッタ

<材料>
生クリーム — 1/2カップ
プレーンヨーグルト・牛乳 — 各75cc
砂糖 — 大さじ3と1/2
粉ゼラチン — 3g
A:ブルーベリー — 50g
A:砂糖 — 20g
A:レモン汁 — 大さじ1/2
エディブルフラワー

<作り方>

1 ゼラチンをココット皿に入れ、大さじ2の水を入れ、よく混ぜレンジ(500W)で30秒加熱し、溶かす。
2 牛乳を小鍋で温め、沸騰直前になったら火から下し、1、砂糖、プレーンヨーグルト、生クリームの順に混ぜ合わせる。
3 2をグラスに注ぎ入れ、冷蔵庫で固める。
4 耐熱容器にAを入れ、レンジ500Wに3分にかけ、そのまま冷ます。粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
5 3が固まったら4をかける。エディブルフラワーをあしらう。

ブルーベリーソースのパンナコッタ

いかがでしょうか。
エディブルフラワーがあれば食卓がさらに華やかに演出出来ます。花弁を散らしてあしらえば、少量の花でも十分。
おもてなしに取り入れてみませんか。

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WRITER PROFILE
高木あゆみ

横浜・青葉台と東京・浜松町での料理教室『ahhouse』を主催。食品メーカー、書籍、出版向けのレシピ開発及び撮影、イベントでのクッキングデモストレーション、食材セミナーなどを行っている。季節の野菜やハーブを使い和食、イタリアン、エスニックなどをミックスしたボーダレスな料理を得意とし、食卓には様々な国籍の料理が並び、海外向けのレシピ開発の仕事も多い。二男の母、朝5時に起きて息子のお弁当を作り、ランニングをするアクティブ派。自分にとっての心地よさを何よりも大切にする。ブログhttp://ahhouse.wordpress.com