FOOD 26 Apr 2018

イタリア料理の定番カポナータにナスが使われる理由とは?


地中海全域に広まったレシピ

1700年代にシチリアで初めてカポナータという名が登場してから、そのレシピはまたたく間に地中海全域を制覇しました。さらには30以上のバージョンがあります。

もともとはパンを添えて出された1つの料理でしたが、現在では前菜やサイドディッシュとして、多くのレストランのメニューで見つけることができます。

カポナータ

もともとは魚料理だった!?

それは、魚の名前「カポーネ」(日本語では鱪と書いてシイラと読む)に由来します。貴族の豊かなテーブルでよく提供された貴重な魚で、甘酸っぱいソースを添えて出されました。

貧しい人々はこのレシピを真似し始めましたが、魚を買う余裕がなかったため、代用としてナスを使い、この料理のベジタリアンバージョンを作り出したのでした。

一番シンプルなナスのカポナータの作り方は、小さな角切りにしたナスを揚げ、タマネギ、オリーブ、ケッパーと合わせ、酢と砂糖を加えたたっぷりのトマトソースで仕上げるというものです。

WRITER PROFILE
アイ・ラブ・イタリアン・フード I Love Italian Food

本物のイタリア料理を世界中に広め、守ることを目的とした文化的非営利団体。イタリアの食文化に関するプロフェッショナル(シェフ、ブロガー、ジャーナリストなど)や、イタリア企業などとのネットワークによって国際的なプロジェクトをおこなっている。 I LOVE ITALIAN FOOD Website www.iloveitalianfood.org Facebook https://www.facebook.com/iloveitalianfood.org/