昨今、バリスタという言葉はコーヒーに関心を持たれている方なら知らない人はいないでしょうが、バールで働くバリスタには業務の内容の違いによる呼び名の違いがあることを皆さんはご存知でしょうか?
「バリスタ」はコーヒーを淹れる人。
「バンコニスタ」はカウンターの中で一通りの作業ができる人。
「バールマン」はバールカウンター内の最高責任者。
バールマンはバンコニスタの上司のような存在で、コーヒーを淹れることはもちろん、カクテルやワインの知識なども兼ね備えた、経験豊富なオールラウンダーです。生ハムだってスライサーでカットできます。一番風格があり、凛としている人です。
という訳で、実はバリスタは役職としては下の方の立ち位置なんですね。
私もイタリアンバールに携わる以上、風格・存在感のあるバールマンを目指したいものです。
【初出:この記事は2017年11月6日、初公開されました@AGARU ITALIA】