「エスプレッソの日」って、皆さんご存知ですか?
1906年4月に開催されたミラノ万国博覧会で、イタリア国民が初めてエスプレッソとよばれるコーヒーを口にしたことを記念して、4月16日が「エスプレッソの日」として制定されました。
ただし、当時は現在のエスプレッソとは異なり、クリーミーで奥行きのある味わいというよりはどちらかというとトルココーヒーのように煮出したようなものだったと考えられます。
現在、イタリアをはじめ、わが国日本でも日本記念日協会によって正式に認定されている4月16日の「エスプレッソの日」には、イタリアンバールをはじめとする専門店それぞれが趣向を凝らしたサービスやイベントを提供していることが多いので、ぜひ訪れてみてください。
この連載コラム「阿部バリスタのコーヒータイムズ」では、私、バリスタの阿部圭介が今までに培ってきた知識と経験・体験談をもとに、読者の皆さまに少しでもイタリアのコーヒー文化や習慣、価値観などを楽しくお伝えし、我々の職業に関心をもっていただけるよう、発信していきたいと考えております。
さあ、これから私がエスプレッソコーヒーの世界へご案内していきましょう!
〈ピエトレ・プレツィオーゼ〉阿部バリスタのインタビューはこちら
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【初出:この記事は2017年10月2日、初公開されました@AGARU ITALIA】