6月16日は父の日です。日頃の感謝を込めて言葉とともにギフトを贈ってみてはいかがですか？ 父が欲しいWish Listをご紹介します。
いま、ファッション業界人に最も注目を集めているスーツケースが「FPM（エフピーエム）-ミラノ」（以下エフピーエム）の『BANK（バンク）』シリーズです。エフピーエムは1946年にイタリアで創業した革製品ブランドに端を発し、2010年にラゲージとトラベル・アクセサリーのブランドへと再構築し、イタリアではすでに成功を収めています。現在は、日本、ドイツ、北米など32ヵ国で展開をしています。
その再構築の際に行われた〝IN THE SIGN OF MOVEMENT”なるプロジェクトから、2015年9月に生まれたのが『バンク』シリーズです。プロダクトデザイナーであるマルク・サドラーとのコラボレーションにより誕生した同シリーズは、その名の通り大きなバタフライロックによって高い安全性が得られるのと同時に、そのロックがデザインのアクセントにもなっています。ちなみにマルク・サドラーは、世界初の工業デザイン賞として1954年にはじまった、いわばプロダクトデザインのアカデミー賞、ノーベル賞といえるコンパッソ・ドーロ賞を4回も受賞している凄腕です。
ボディはアルミニウムという無機質なメタル素材を用いながらも、ハンドルにクラシカルなコニャック色のイタリアンレザーを組み合わせることで、唯一無二の存在感を誇ります。無骨と華麗のマッチングとでもいいましょうか。全体のデザインはクラシックのトラベルケースをモチーフにしているといいます。
全体の組み立て工場はカメラや顕微鏡などの精密機械を収納・運搬するケースを作るアルミ製ラゲージ専門メーカーによるもの。もちろん、メイド・イン・イタリーで、この工場は蒸留酒ぐらっぱ発祥の地として有名なBassano del Grappa地区にあります。
『バンク』は見た目の美しさに加え、実用性も抜かりありません。TSAコンビネーションロックはもちろん、内装はポリエステルで耐久性や保護性を高め、ホイールは各二重車輪とすることで滑らかな動きとタフさを兼ね備えます。内装のレザーベルトのデザインも美しい。
使い込むにつれ、アルミとレザーの表情が変化していくのも楽しみといえましょう。こういうのになぜか弱いんですよね、男は。クルマが傷ついたら文字通りへこみますが、スーツケースの傷は旅の思い出のひとつになるように感じます。父の日のWish Listに加えてみてはいかがでしょうか？
「BANK Spinner 68 by Marc Sadler （バンク スピナー 68）」
サイズ：H66×W45×D27cm
容量：68L
重量：6.6kg
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SHOP DATA
エフピーエム-ミラノ新宿伊勢丹店
東京都新宿区新宿3-14-1
伊勢丹新宿店 本館地下1階トラベルバック旅行小物
Tel. 03-3352-1111（代表）
エフピーエム-ミラノ阪急メンズ東京店
東京都千代田区有楽町2丁目5番1号
阪急メンズ東京店
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