Copy link
bookmarked-checked-image

【イタリア伝統スイーツ】貴族に愛された洋菓子「パスティッチーニ」とは?

マリーニ あゆみ Ayumi Marini

2026.01.06

ジェラート、ティラミス、パンナコッタなどなど名前をあげるとキリがない、甘くて濃厚なデザートの数々。イタリアには魅力的なデザート(イタリア語でドルチェ)が溢れています。

イタリア旅行中にドルチェを全て制覇しようと思うとなかなか難しいですし、体重計に乗るのも恐ろしいですが、たくさんの種類を少しずつ楽しみたい方へぴったりなのが「パスティッチーニ」です。


小さなお菓子「パスティッチーニ」とは?

パスティッチーニ

店内の様子

パスティッチーニとはイタリア語で「小さなお菓子」の意味を持つ一口サイズの洋菓子です。パスティッチェリアと呼ばれるイタリアのお菓子屋さんやバルで購入することができます。ショーケース越しに見るパスティッチーニはカラフルで美しく、まるで宝石のよう。色々な味を少しずつ味わえるのも魅力で、ホームパーティなどへの手土産にも大活躍します。

ショーウィンドウに並ぶカラフルなパスティッチーニ

地域ごとに異なるパスティッチーニの種類


20州ある地域それぞれのオリジナルのドルチェが楽しめるのもイタリアならでは。


たとえば北イタリアのトリノ発祥で、シュークリームの元になったとも言われているビニョーラ(bignola)。南のシチリアからは、映画ゴッドファーザーの名言「銃は置いていけ。カンノーリは持ってきてくれ(Leave the gun. Take the cannoli.)」でおなじみ、リコッタチーズを使ったクリームチーズをサクッとした生地に包んだカンノーロcannoli / 複数形カンノーリ)というようにその土地独特のドルチェを楽しむ事もできます。



パスティッチーニの注文


注文の仕方はというと、商品に名前が書いていないことも多いので、好きなものを指さして「これとこれと、そして、あれをください」といった感じでオーダーします。量り売りの場合や、一つずつ単価が違う場合など、お店によってさまざまです。


上品な見た目と、ひとくちサイズでエレガントに食べられることから、イタリアの貴族や王族たちにも好んで食べられていたパスティッチーニ。お抱えの菓子職人を抱える貴族たちも少なくなかったようです。

italy

テラス席

パスティッチェリア以外でもレストランで食後のデザートとして、またはサービスで食後のコーヒーと一緒に出てくることもありますが、美しいイタリアの街並みを眺めながら伝統的なバルで貴族の気分に浸りながらいただくのも素敵です。


※記事は2018年12月25日に公開した記事を再編集しています