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「美味しい」イタリアが丸ごとわかる本『現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話』制作ストーリー

著者大矢麻里さんによる『イタリア「街グルメ」美味しい話』制作ストーリー

「パスタの袋が青いのはなぜ?」その文字が目に入り、思わず手に取った本、それが『ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話』です。
このイタリアの美味しいエッセンスたっぷりの本を著者である大矢麻里さんご本人よりご紹介いただきました。

ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話
『ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話』 
大矢麻里/著 (世界文化社) 1300円
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/18336.html

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「美味しい」イタリアの食文化を深く知るための本、できました。

ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話
大矢麻里 Mari OYA:イタリアコラムニスト。
東京生まれ。短大卒業後、幼稚園教諭、大手総合商社勤務を経て1996年からトスカーナ州シエナ在住。現地料理学校での通訳・アシスタント経験をもとに執筆活動を開始。NHKテキスト『まいにちイタリア語』『朝日新聞デジタル』などに連載多数。NHK『マイあさラジオ』をはじめラジオでも活躍中。著書に『イタリアの小さな工房めぐり』(新潮社)、『意大利工坊』(馬云雷訳 華中科技大学出版社)がある。
大矢麻里さんの記事一覧はこちら

長靴のように南北に細長いイタリア半島を旅すると、実にバラエティに富んだ“食”に出会います。
歴史を振り返れば、イタリア共和国の前身であるイタリア王国が誕生したのは、わずか150年ちょっと前のこと。
人々はそれ以前の都市国家時代に育んだ郷土の味を、今日も守り伝え続けているのです。
イタリアにスタンダードな料理が存在しない、と言われる理由がここにあります。

そうした地域性に富んだ食文化に魅せられたイタリア在住の筆者が、生活者目線で執筆したのが『ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話』です。
本書には、お洒落をして出かけるレストランや、プレミアムなグッズは登場しません。
ある時は一般家庭の台所に潜入し、ある時は商店で地元のマンマたちにレシピを教えてもらい、またある時は知られざるお祭りに紛れて、私が目にして感動した気取らない素顔のイタリアを紹介しています。

イタリア横丁人脈で集めた「美味しい」イタリアをちょっとご紹介

美味しいモノとの巡り会いは、さまざまな好奇心を掻き立てます。

「エスプレッソ・コーヒーの量が少ないのはなぜだろう?」

「パスタの袋にはなぜ青色が多いの?」

「パンやパスタの形状はどのようにして生まれたの?」

そして「キャンティ・クラシコ・ワインには、なぜ黒い雄鶏のロゴが?」

イタリアの人々にこんな素朴な質問を投げかけてみると、食材に隠されたストーリーを、なんとも誇らしげに語って聞かせてくれました。

ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話筆者が暮らす中部トスカーナのシエナを代表する郷土料理はジビエ。デリカテッセンにはシエナ原産の豚「チンタ・セネーゼ」やイノシシのサラミ、羊のチーズ「ペコリーノ」などが並びます。

ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話黒い雄鶏のロゴで知られるワイン「キャンティ・クラシコ」。キャンティ地方の村では様々なテイスティング・イベントが開催されます。首に下げた袋とグラスは参加記念のお土産です。

ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話ナポリ名物の“ピッツァ・フリット”は、ポピュラーな窯焼きではなく生地を油で揚げたもの。第二次世界大戦後の窮乏期には、路上に揚げ物屋台がひしめいていたといいます。

ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話“世界一美しい海岸線”の異名を持つアマルフィ海岸。地元産のレモンは、1個の重さが1kgになるものも。名産リキュール「リモンチェッロ」は皮を蒸留酒に浸して造ります。

ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話イタリアにおけるパンの種類は300種類を超えるともいわれます。こちらはエミリア=ロマーニャ州フェッラーラのご当地パン「コッピア・フェラレーゼ」。

しかし、このように書きますと、さも私が最初からイタリア語に不自由せず取材をこなしてきたかのように思われてしまいますが、
実は世界遺産の街シエナに移り住んだとき、私は「チャオ!」の挨拶しか知らなかったのです。
持っていたのは少しばかりの勇気と、食いしん坊という武器だけ。
「下手なイタリア語とオーバーアクションで奮闘する姿が面白い!」と受け入れてくれた人々のお蔭で、気づけば22年も暮らしています。
私の数々の失敗や、それを温かく見守ってくれた人々との人間ドラマも笑いながら読んで頂ければ幸いです。

これから旅する皆さんにも、イタリアとの美味しくて素敵な出会いがありますように!

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