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香るイタリアンレザーをトートバッグで毎日楽しむ

西洋ヒノキのタンニンなめしで香るレザーが誕生

香りに関してイタリア人は強いこだわりを持ちます。それはワインをはじめ体につける香水のみならず、バッグにも及ぶというから驚きます。

イタリア語で「チプレッソ」と呼ばれる糸杉(西洋ヒノキ)は、トスカーナ地方の庭園などの並木道に植えられることが多い、イタリアではなじみのある樹木。
その樹液を加えたベジタブルタンニンで原皮をなめしてできあがった革を使ったのが、「ダビンチ ファーロ」のバッグなのです。

このレザーバッグは、爽快でフレッシュ、どこか柑橘類を彷彿させる香りを漂わせます。が、強烈な匂いではなく、愛用の香水と喧嘩しない、控えめなアロマがうれしい限り。

さて、この「ダヴィンチファーロ」はバッグ界のマエストロであるガブリエル・ガンデローリの実子アレクサンドロ(写真上)が手掛ける新鋭ブランド。愛用のバイクで駆け抜けたトスカーナの並木道で、チプレッソの豊潤な香りをかぎ、この香り高いフレグランスレザーを生み出したといいます。

もちろん、香りだけがこのレザーの魅力ではありません。ベジタブルタンニンなめしによる経年変化、つまり使い込むたびにレザーの表情が豊かになる点が挙げられます。また、スタイリッシュでありながら使い勝手もいいデザインも特筆すべき点でしょう。

肩掛けでも、手持ちでもバランスのいいハンドルは、レザーを三つ折りにしているのでフィット感も快適。ポケットも豊富かつ使いやすい。前面のポケットはスマートフォンを入れるのにちょうどいい大きさ。メインの荷室はマグネットボタン式で手間取らない。内部にはファスナーを配した大きめサイズ。また、マジックテープ留めのポケットやタブレットを収納するのに適したポケットなども配置します。

一般的な横長やモードな縦型ではなく、正方形に近い独特のデザインを採用している点もユニーク。A4ファイルやラップトップの収まりに長け、マチも十分ゆえビジネスからレジャーまで幅広く活躍してくれます。毎日持ちたい、と思わせる軽さもレザートートとしては稀有な存在といえます。

イタリアではすでに定評を得ているこちらのブランドですが、ここ日本では京都のフラッグシップや銀座・和光で手に入れられます。早く手に入れて、快適かつレザーの経年変化を長く楽しんでみませんか?

「AROMA Tote Bag」
サイズ:W36 x H37 x D10.5cm
重さ:約750g
アウトポケット:ファスナ付き×1
インポケット:ファスナー付き×1、オープン式×2、ベルクロ付き×1

「エリシア L’ELISIR 京都/caede カエデ 富小路本店」
京都府京都市中京区高宮町(富小路通)584富小路通錦上るcaedeビル1F、2F
営業時間:10:00−20:00(無休)

「和光銀座 本館4F」
東京都中央区銀座4丁目5−11
営業時間:10:30−19:00(無休)

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