イタリアの蚤の市へ行こう！トリノのアンティークマーケットの楽しみ方

ヨーロッパ旅行の楽しみの1つと言えば蚤の市巡りです。

私の住むイタリア・トリノにも、バロンと呼ばれる蚤の市があります。バロンの名前はバルーン（風船）が由来だと言われています（諸説あります）。

トリノのバロンは、ヨーロッパで一番広い市場であるポルタ・パラッツォ（レプブリカ広場）の近くで開催されます。

バロンは週末に開催。ゆっくり見るなら土曜日、たくさん見たいなら日曜日

バロンにはBalon del sabato（バロンデルサバト）と呼ばれる土曜日に開催される市と、毎月第二日曜日のGran Balon（グランバロン）の2つがあります。

歴史的にはバロンデルサバトのほうがずっと古く、1857年から開催。1985年から第二日曜にも開催されるようになり、そちらがグランバロンと呼ばれています。お店や人が多いのは、断然、第二日曜日のグランバロンです。

ゆっくり見たいなら土曜日。たくさん見たいなら日曜日に行かれることをおすすめします。

2022年のグランバロンの開催予定日は、

7月12日
8月14日
9月11日
10月11日
11月13日
12月11日

となっています。

バロンの楽しみ方は？アンティークから自作のアクセサリーまで

バロンの見所は、なんといってもその多様な出店です。バロンはただのアンティークマーケットではなく、何でもあります。1800年代の家具から、取り壊されたであろう劇場に使われていた椅子、古い自転車に古着。また自作のアクセサリーや雑貨を売るスタンドもあります。アフリカンな雑貨や中東系の人が売るスパイス香木などまであるのです。

「堀り出し物を見つけるために朝1番で行く！」と言うノリではなく、「何か面白いものがあったらいいな〜」と、期待せずに行くのがオススメです。

トリノのバロンはクレジットカードを使えるお店も多いのですが、問題は買った後。海外発送は個人で手配することになります。2022年現在、物を日本に送るのはなかなかハードルが高いです。

気に入ったものに出会えればラッキー！といったの気持ちで行くのがオススメです。