イタリアでの鉄道の乗り方とは?
鉄道の旅は好きですか? イタリアにはItalo(イタロ)とTrenitalia(トレニタリア)という2つの鉄道会社があります。主要都市を高速鉄道で結ぶ全席指定のItaloと、ローカル線もあるTrenitalia。
どちらもネットで切符の購入もできるので、日本にいてもイタリア鉄道旅の予定を組むことができます。
日本旅行の経験があるイタリア人によく言われるのが、「日本だと3分遅れるだけでも電車がおわびの放送をするんだよね。イタリアではありえない!」です。
もちろんイタリアでも電車の到着が遅れると「Ci scusiamo per ritardo」という放送は流れますが、駅で遅延証明を求めて行列ができるなんてことはまずありません。
実際、「何分遅れてくるのか、いつ来るのかわからない!」なんてことはしょっちゅうあります。
特に小さな町でイベントがある時は駅がカオス。遅れること、それ以前に人が多すぎて駅に入れないことも見越して、余裕がありすぎるくらいの予定を組んだ方が安心です。
短時間の乗り継ぎでキッチキチに電車のスケジュールを立てるのはかなり無謀。日本での乗り継ぎのように分刻みのスケジュールを立てるのは危険です。
日本とちょっと違う切符のルール。
イタリアでは、切符を購入したら乗車の前に自分で打刻します。
駅の構内、ホームにある打刻機に切符を入れて打刻します。打刻を忘れて電車に乗ると罰金です。忘れずに打刻してくださいね!
余裕を持って、楽しい電車の旅を!
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