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イタリアに行くならアブルッツォ州をお勧めしたい3つの理由

今年のGWは最大10連休!

長期休暇を利用してイタリアを旅の目的地とされた方も多いことでしょう。

「まだ見たことのない、新しいイタリアを体験したい」という方にお勧めするスポットを今回はご紹介します。

イタリアの穴場、アブルッツォ州はいかがですか。

アブルッツォ州をお勧めする理由1 海と山のどちらも楽しめる

旅先を決める時に悩むのが”海を目指すのか、山を目指すのか”。どちらも捨てがたいですよね。
アブルッツオの人たちが必ずと言っていいほど、自慢げに話してくれることがあります。
それは、「アブルッツォでは山でスキーをした30分後には海で海水浴ができる」ということ。

平地が極端に少ないこの州は、海岸からすぐに丘陵地帯がはじまり、さらに2,000m級の高い山々へと続きます。

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海と山との距離が近く、5月などいよいよ海辺で過ごすのが気持ち良くなる季節でも、山では雪が残っていることもしばしば、同じ日にスキーと海水浴の両方を楽しむことが決して不可能ではないのです。

海と山か、どちらかなんて選べないという方。是非アブルッツォで両方満喫してみてください。

緑の州と呼ばれる「山の魅力」。
「ヨーロッパ緑の州」の異名をもつアブルッツォは、3つの国立公園と1つの州立公園をはじめ、保護動物の生息地など、州土の大半を緑豊かな丘陵山岳地帯が占めます。

イタリア半島最高峰のグランサッソをはじめ2,000mを超える山々が連なる様はダイナミックで、トレッキングやハイキング、湖畔でのピクニックなど自然の中で楽しむアクティビティが充実しています。

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©Christa Eder | Dreamstime.com.jpg

「イタリアの最も美しい村」にも登録されている、深い山間に佇む小さな村々を訪ねるのもお勧めです。

長い間、深い山に閉ざされてきたことで今でも独自の文化や風習が残る個性的な村も多く、町の人に大切に守られてきた小さな教会なども魅力的です。

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丘陵地や山が多いアブルッツォでは、古くから季節移動による羊牧が盛んな地域でもあります。

運が良ければプーリア州などで冬を過ごし、春になってアブルッツォの山へと戻ってきた羊たちの群れに会えることも。

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海の上で楽しむ新鮮な魚介料理
アブルッツォの東側は良質なビーチの証である「バンディエラ・ブルー(ブルー・フラッグ)」に認定された人気のビーチが続きます。

海岸沿いには「トラボッコ(複数でトラボッキ)」と呼ばれる伝統的な漁をするための仕掛け小屋が点在し、独特の風景を作っています。

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近年は、このトラボッキを改装したレストランも増えており、海の上で獲れたばかりの新鮮な魚介が味わえると人気スポットになっています。

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また海沿いの町では、手軽に新鮮な魚介料理が食べられる食堂もたくさん並んでいます。

手軽に楽しむなら1皿5ユーロの均一価格でその日並んだメニューの中から好きなものが選ぶスタイルの食堂もお勧め。使い捨て容器のカジュアルさとは言え、味にはもちろん妥協があありません。よく冷えたワインとともに、潮風を感じなが食べる海の幸は最高です。

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理由2 ローマからのアクセスが良い

日本からイタリアまでの長距離移動を考えると、イタリア国内ではできるだけ移動時間を減らして効率よく周りたいものです。

アブルッツォ州は団体ツアーで周るような有名観光地がないため、日本ではまだ馴染みがない州ではありますが、実は首都ローマを有するラツィオ州に東隣、アドリア海に面したイタリア中部に位置します。

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ローマのハブ空港であるフィウミチーノからはリムジンバスが定期的に出ているおり、車窓に流れる雄大な山々の歓迎を受けながら、2〜3時間でアブルッツォの主要都市へアクセスできます。

また、イタリア北部の玄関口ミラノからも、飛行機を使えば約1時間で州の経済拠点である海の町、ペスカーラにアクセスできます。空港からバスで15分程で移動できるペスカーラ中央駅は鉄道だけでなく、各地を結ぶ路線バスや長距離バスのターミナルもあるでの、アブルッツォ旅をスタートするにはとても便利な場所です。

ローマやミラノの有名観光地と組み合わせてアブルッツォに足を伸ばしてみませんか。

 

理由3 人混みや行列にうんざりすることがない

大型連休、どこに行っても遭遇する行列や人だかりにはぐったりしてしまいますね。

イタリアにGWはありませんが行楽のベストシーズン、人気観光地は多くの観光客で賑わいます。

その点、アブルッツォの魅力は雄大な自然や深い山間に佇む小さな村。

人混みを避け、穏やかに非日常を満喫するには最適の場所と言えるでしょう。

さらに、まだまだ日本人観光客がめったに訪れないアブルッツォでは、イタリアの数ある人気観光地ではなく自分たちの土地を選んで足を運んでくれたことにとても喜び、歓迎してくれること間違いなしです。

旅の醍醐味である現地の人との交流も存分に味わって頂けるはずです。