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【保存版】イタリア・トリノ観光にオススメ!文化と歴史を感じるガレリア巡り

北国のトリノにも、春がやってきました!お出かけにピッタリなシーズンです。今回はトリノ中心地にある、3つのガレリアを紹介します!

Galleria(ガレリア)とは?

「Galleria」はイタリア語で「ガレリア」と読みます。英語ではギャラリー。美術品を飾った回廊や長い部屋のことをこう呼ぶのが一般的ですが、アーケード、アーケード下の商店街のことも「ガレリア」と呼びます。


今回紹介する「ガレリア」は、アーケードの方です。ミラノのガレリアが有名ですが、トリノにも魅力的なアーケードがあるんですよ。

La Galleria Subalpina(ガレリア スバルピーナ)

トリノの中心部に位置するLa Galleria Subalpina(ガレリア スバルピーナ)は、歴史とモダンさを見事に融合させた貴重な宝石です。トリノ王宮のすぐ前。暗い通りを抜けると、中庭のような明るい空間が広がります。


1800年代末に、建築家のPietro Carreraによって設計されたLa Galleria Subalpinaは、パリの「passages francesi」からのインスピレーションを受けています。トリノで3番目の商業ギャラリーとして、その美しい鉄の装飾とルネサンスとバロック彫刻の影響を組み合わせ、高級で時代を超越した雰囲気を醸し出しています。


ひと休みするなら、老舗カフェのBaratti e Milano。ショッピングにも最適な場所です。アンティークや古美術品が好きな方にも興味深いものが見つかるでしょう。50年代のポスターなどがおすすめです。

住所)Galleria Subalpina, 16, 10123 Torino TO



La Galleria San Federico(ガレリア サン フェデリコ)

1933年に完成したGalleria San Federico(ガレリア サン フェデリコ)は、トリノの中心部「Via ROMA」にある歴史的な商業施設です。エルメスなどのハイブランドがあるのもこの近く。


Galleria San Federicoは、典型的な「cielo-terra」(天から地へ)スタイルのエクレクティック建築です。その平面図は「T」字型で、via Bertola、via Roma、およびvia Santa Teresaからの3つのアクセス経路があります。


ギャラリー内には、歴史的な店舗や新しい店舗が多数あります。ヴィクトリアシークレットからモンブランまで。特に有名なのは、1934年に開業した歴史的な映画館「Cinema Rex」です。

夏になると、タンゴを踊るイベントなども開かれます。


住所)Galleria S. Federico, 7, 10121 Torino TO


La Galleria Umberto I(ガレリア ウンベルト 1世)

La Galleria Umberto I(ガレリア ウンベルト 1世)は、1889年に建設されました。トリノの最大の病院であったMauriziano病院の建物が改装され、アーケードとして再利用されました。ガラスと金属で覆われた屋根が、美しい大理石の床と内部の商業施設に日光を取り込むようになりました。直線的なデザインが印象的です。


Galleria Umberto I内には、多くの店舗や飲食店があります。特に有名なのは、古い病院とともに開業したFarmacia Maurizianaです。ヨーロッパ最大の青空市場であるPortaPalazzoの横にあることもあり、庶民的なお店が多いのも魅力的です。


このガレリアは多くの映画の撮影場所として使用されました。たとえば、Ettore Scola監督の「Trevico-Torino: Viaggio nel Fiat-Nam」(1973)やGianni Amelio監督の「Così ridevano」(1998)などが撮影されました。


住所)Piazza della Repubblica, 4, 10122 Torino TO


1時間18分ごろから出てきます。

3つのとも、それぞれ独自の魅力と歴史を持っています。これらを訪れることで、トリノの文化的遺産と豊かな歴史を体験することができます。トリノに来られた際にはぜひお訪ねください!