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南チロルの山小屋に美味しいものを食べに行こう!

登山は好きですか?

イタリアの山といえばアルプス山脈。「アルプス山脈を踏破するぞ!」と思う登山の上級者の方もおられるのではないでしょうか?

残念ながら私は登山歴ゼロです。「アルプス!?なんか大変そう。5時間も歩くとか無理!」なんて思っていました。
しかし、そこは観光の国イタリア。初心者や子ども連れでも簡単に楽しく、そのうえ上級者でも満足できる場所がたくさんあります。

今回おすすめしたいのはイタリアの、南チロルと呼ばれる地方にあるAlto Adigeです。美しい山だけでなく、美味しいものもたくさんあります。

南チロルについて説明したイラスト

チロル地方とは

チロルはヨーロッパ中部のオーストリアとイタリアに跨がる地域です。アルプス山脈東部の地域をこう呼びます。オーストリア側のチロル。イタリア側のトレンティーノ=アルト・アディジェ州が南チロルと呼ばれています。イタリアの中ですが、南チロルの公用語はイタリア語とドイツ語とラディン語です。

実際、アルプスの麓のAlto Adigieまで行くと「本当にイタリアなの?」と驚くほどに、ドイツ語が使われています。スーパーマーケットでも全てがドイツ語とイタリア語の両方が表記です。

山小屋生活について説明したイラスト

南チロル、おすすめの登山方法!

ケーブルカー

私のように登山に自信のない方には、ケーブルカーである程度の高さまで登ってしまうことをおすすめします。標高2000m以上まで10分足らずで登ることができるんですよ。そこから1時間コース、5時間コースと体力に応じていろいろな登山路が選べます。ベビーカーを使って回れるコースもあります。

車・バス

車でもかなり標高の高いところまで行くことができます。ただし、道はかなり急傾斜だったりすごいカーブの上、対面通行なので、運転に自信のある方以外はバスの利用をおすすめします。

そして、上に登ったらハイキングや登山と体力に合わせたコースを選んでください。おすすめはMalga(山小屋)めぐりです。食事のとれる山小屋もたくさんあるんですよ。

イタリアはどこで外食しても大体美味しいのですが、標高2000m以上の山小屋でもそれが外れません。ちなみにこの地方のおすすめはワインとソーセージとスペックです。フルーツシロップを炭酸で割って飲むジュースも美味しいです。名産のリンゴジュースも美味しいですよ。

テラス席で青い山をみながら食べるご飯は最高です。そんな標高の高い場所でも、ケーブルカーを使えば、降りてから10分くらいで行けところだったりするのです。ベビーカーでも簡単なので小さいお子さん連れもよく見かけます。

1つだけ注意点があります!

どんなに低い山でも、気候が変わりやすいのでレインジャケットと登山靴は用意されることをお勧めします。私はすっかり山の魅力にはまったので、まんまとトレッキング用のスティックを買いそうになっています。

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