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イタリアワインおすすめ15選③ソムリエと編集部がセレクト

「ITALIANITY」編集部

2026.05.22

イタリア全土で生産されるワインには、試してみたくても、どこから手を付けていいのかわからないほどの銘柄があります。イタリアワインの歴史や特徴を知った後は、実際にその美味を味わってみたいもの。そこで、選りすぐりのイタリアワインをご紹介します。



イタリアワインソムリエおすすめのワイン5選

イタリアワインを専門とするワインソムリエの藤本智さんに、おすすめのワインを5種類教えていただきました。


マジョリーニ DOCG フランチャコルタ リゼルヴァ ヴァレンティノ・マジョリーニ(Majolini DOCG Franciacorta Riserva Valentino Majolini)

イタリアを代表するスパークリングワインの産地、フランチャコルタの中でも石灰質に富んだ地区、オーメで造られるワイン。約10年の長期熟成による深みと複雑味、ふくよかさとフィネスが楽しめます。


アルド・コンテルノ ランゲ・シャルドネ ブッシアドール(Aldo Conterno Langhe Chardonnay Bussiador)

生産量が極めて少ないピエモンテ3大シャルドネの1つ。バローロのグランクリュ『ブッシア』の中で最も優れた生産者が手がけ、完熟した葡萄のみを厳選して作られています。見事に調和の取れた味わいと余韻の長さが特徴です。


ヴァレンティーニ DOC チェラスオーロ・ダブルッツォ (Valentini DOC Cerasuolo d’Abruzzo)

確固たるフィロソフィーを持ち、人為的な飾り気のない唯一無二のワインを生み出す生産者が造る、入手困難なロゼワイン。チェリーの瑞々しさにスパイシーさとアーシーな香りのアクセントが入り混じる味わいは、圧倒的なスケール感があります。


グラスに入った赤、白、ロゼのワイン

サン・ジュゼッペ DOCG ブルネロ・ディ・モンタルチーノ (San Giuseppe DOCG Brunello di Montalcino)

透明感の中に圧倒的なエネルギーの密度の高さを感じさせるブルネロは、ステラ女史が手がける有機栽培の5つの畑の葡萄から造り出されています。彼女の直感でアッサンブラージュされた完成度の高い芸術的なワインです。


デ・バルトリ DOC パッシート・ディ・パンテレリア ブクラム(De Bartoli DOC Passito di Pantelleria Bukkuram)

古代より脈々と造られる歴史的な甘口のワイン。アラブ語で「乾いた葡萄」の意味を持つ品種『ジビッポ』で造られます。流行りに流れされる事なく本来のシチリアワインを体現する彼らのブックラムは、良年のみ造られる神が与えし奇跡の液体です。


ワインセラーに並ぶワインボトル

編集部おススメのワイン5選(赤)

赤ワインといえば高級というイメージがあります。 そのイメージ通りの贅沢なワインからお手軽な価格のものまで、ご紹介します。


グラスに注がれる赤ワイン

バローロ・モンヴィリエーロ(Barolo Monvigliero Docg by Fratelli Alessandria)

イタリアの高級ワインの代表バローロ。そのなかでも、1800年代半ばからの歴史を誇るワイナリーが生み出すモンヴィリエーロは、イタリア国内でも非常に評価が高いバローロです。野生とエレガンスのバランスが絶妙といわれるモンヴィリエーロ、大切な記念日にいかがでしょうか。


アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ( Amarone della Valpolicella Classico DOCG by Masi)

近年、イタリア国内でバローロに迫る人気を誇っているのがアマローネです。陰干ししたぶどうを原料とするワインの製法は、古代ローマ時代から存在していました。アマローネはその流れをくむワインであり、妖艶さと濃厚な風味で人気があります。


ル・ラッパイオ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア(Lu Rappaio Primitivo di Manduria DOP by Masca del Tacco)

ワインは初心者だから高額の銘柄は敬遠したいという方にも、おすすめの赤ワインはたくさんあります。なかでもおすすめが、南イタリアを中心に栽培されるプリミティーヴォを原料としたワインです。低価格が信じられないほどの芳香と厚みを感じる同ワイン、熟成チーズをお供に気軽に楽しんでみてください。


フロラムンディ・チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア(Floramundi Cerasuolo di Vittoria Docg by Donnafugata)

シチリアのワイナリーとして、美しいワインのラベルとともに高い評価を受けるドンナフガータ。同ワイナリーが生産するシチリアを代表するチェラスオーロは、ベリー類や菫の花のような香りで女性向きの1本です。

赤ワインながら、お肉料理だけではなくマグロなどの魚にも合うのが嬉しいところです。


コンチェルト・ランブルスコ・レッジアーノ・セッコ(Concerto Lambrusco Reggiano DOC by Medici Ermete)

ワイン初心者にもとても飲みやすいおすすめの赤、それがランブルスコです。パルミジャーノチーズや生ハムなどの美味しい食材で有名なエミーリア・ロマーニャ州は、伝統的に弱発泡性のワインの産地です。甘めのランブルスコが多い中で、130年の歴史を誇るワイナリーで作られるこのワインは、爽快感とキレで人気があります。


編集部おススメのワイン5選(白)

白ワインは一般的に、赤ワインよりも価格が下がる傾向があります。日本人が好む魚介との相性がよいタイプが多い白ワイン、おすすめの5選をご紹介します。


屋外のテーブルの上に置かれた白ワインのグラス

ソアーヴェ・クラッシコ・ラ・ロッカ (Soave Classico La Rocca by Pieropan)

イタリアの白ワインといえば、ヴェネト州のソアーヴェが代表格です。その中でも優雅でシルクのような味わいと評されているのが、こちらのワインです。フルーティーでありながらスパイス感もあり、ソアーヴェの中でもとくに評価が高いことで知られています。


カンポ・ヴェッキオ・ビアンコ(Campo Vecchio Bianco by Castel Paolis)

イタリアの首都ローマがあるラツィオ州は、白ワインの生産地です。古代ローマ時代の貴族や歴代の教皇が愛した白ワインには、州南部に位置するカステッリ・ロマーニ地方のものが多数あります。カンポ・ヴェッキオは、白ワインの飲みやすさはそのままに、ふくよかさを感じさせる1本。火山性の土壌によるミネラルが特徴的です。


コスタ・ダマルフィ・ビアンコ(Costa d’Amalfi Bianco by Marisa Cuomo)

日本では、映画でその名が知られるようになったアマルフィ。南イタリアのアマルフィ海岸は、イタリア人のバカンス先としても大変な人気を誇ります。その地で生まれた白ワイン、コスタ・ダマルフィは、レモンやアーモンドなど、南イタリアを思わせる香りが口腔を満たしてくれます。まさに地中海の香りといった趣です。


トレンティーノ・ピノ・グリージョ・マストリ・ヴェルナコリ(Mastri Vernacoli Pinot Grigio Trentino DOC by Cavit)

お手軽な価格ながら受賞歴多数でお得感があるのが、北イタリアで作られるこちらのワインです。柑橘類を思わせる爽やかな香りにほどよい酸味があり、ハーブの後味が残るという贅沢な白ワイン。休日に気軽に開けることができるお値段もおすすめの理由です。


チプレア オッフィーダ ペコリーノCiprea Offida Pecorino by Poderi Capecci San Savino

アドリア海に面したマルケ州は、日本での知名度はあまり高くありません。しかし、美しい海と山に恵まれたマルケ州は、豊かな土壌から生み出される食材の宝庫です。そのマルケ州の代表的な白ワインがペコリーノです。サン・サヴィーノにあるカペッチは、このペコリーノワインを世に知らしめた功労者といわれ、余韻が残るエレガントな辛口の白ワインで名を馳せています。



有名な産地や銘柄、ぶどうの品種など、選び方はいろいろ。自分好みのワインと出会ったら、イタリア料理の楽しみ方もぐっと広がります。
この週末、あなたもイタリアワイン選びに挑戦してみませんか?


*2023年1月9日に公開した記事を再編集しています。