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切符がないと罰金?イタリア公共交通機関事情!

イタリアの公共交通機関は、ほとんどの車内で切符を買えません。現金で料金も払えません。大きな駅や地下鉄には券売機がありますが、バスや路面電車の停留所には券売機ありません。もちろんSuicaもありません。

ではどこで 切符を買うの?

それは、タバッキ(タバコの販売所)、もしくはキオスク(雑誌の販売スタンド)です。券売機はあまりないので、店頭で切符を買うためのイタリア語は必須です。

ここ数年はアプリで切符が買えます。日曜は営業しているタバッキが少なかったので、とても助かっています。

実は、イタリアのバス・電車・路面電車では乗り降りのときに切符のチェックがありません。地下鉄は入り口では切符を機械に通しますが、出口はノーチェック。

切符は先に買ってから乗る。運転手が料金をチェックすることもない。「それなら、無賃でも乗車できる?」と思われるかもしれません。が、乗客の切符はコントロローレ(Controllore)と呼ばれるか点検係が抜き打ちでチェックしてます。365日24時間、本当にいつ乗ってくるのかわからないので、必ず切符が必要です。

もし切符を持っていないことがわかれば罰金です。トリノの場合は1週間以内なら51ユーロ(約6,400円)。8日〜60日以内なら100ユーロ(約12,000円)になります。

注意が必要なのは、切符を持っていても、打刻を忘れると罰金になります。紙の切符の場合は、乗ったら自分で打刻印を押す。アプリでは、バス内や路面電車内にある機械に乗車後すぐにタッチして打刻。

切符と打刻はセットで忘れずに!

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