イタリアでは夏休みが本格化し、ちらほらお店が閉まり始めました。映画館も例外ではなく、夏休みで閉館するところもたくさんあります。
2021年7月、わたしが行った映画館でのCovid-19の対策は以下の通りとなっています。
・入場時、熱を測る
・名前と連絡先を記入
・上映中は、マスクをつけたまま見る
・水以外の飲食物の販売はなし
日本とイタリア、映画館でも色々と違うところがあります。
上映時間
上映の開始は15時以降です。
マルチプレックスと呼ばれるような、大きな映画館では日曜の午前の上映があるところもありますが、基本的に夕方から夜のみ。
料金
映画のチケットは日本に比べるとかなり安いです。
また、料金は映画館や上映時間によっても上下します。
一般的な料金
午後 5.5~6 ユーロ(6ユーロ 約780円)
夜(18時以降) 7.5~8ユーロ(8ユーロ 約1,040円)
年齢・職業の割引
学生・18歳未満・軍隊所属・その他会員 5.5~6ユーロ
60歳以上 5ユーロ
それ以外にも映画館によっては以下の割引があります。
水曜日 5ユーロ
映画パス(12カ月有効、10回で45ユーロ)
ほとんど吹き替え
字幕より断然吹き替えされた映画が人気です。字幕は上映が少なく、字幕の場合はに注意書き(オリジナル言語・字幕)がつきます。
エンドロールを最後まで見ない
エンドロールが始まった瞬間に場内の明かりがつき、ほとんどの人が席を立ちます。日本だと「字幕が終わるまで席を立たない!」みたいな雰囲気がありますが、エンドロールになった途端にで照明がつくので、一斉に帰ります。
映画のパンフレットがない
日本にいた頃は、好きな映画のパンフレットを買っていたのですが、イタリアではパンフレット自体がありません。キャラクターグッズの販売もありません。
上映の予定が1週間単位でしかわからない
これ結構地味に困るのですが。大作イタリア映画・ハリウッド映画以外のあまり有名でない映画は上映期間が短いです。そのうえ、今週はやってるけど来週やるかどうかはギリギリまでわからないということがよくあります。実際HPでも1週間分の予定しか掲載されていません。
日本のアニメなどはイタリア全国で2日だけ上映みたいなこともよくあり、情報を見逃したら映画館で見ることはできません。なかなかハードルが高い。
機会があればイタリアの映画館もぜひ訪れてみてください!