本場ヨーロッパ顔負けの粋なカフェが、昨今は東京のみならず日本のあらゆる町で目にすることができるようになりました。コロナ禍ということもあり、こうしたカフェの楽しみを自宅で再現したいな、と思われる読者の方も多いかと思います。
今回は、日常空間でカフェ気分を味わうためのアイデアをご紹介したいと思います。ぜひ普段の生活に取り入れて、自分だけのホッとできる時間を持ってみてくださいね。
ヨーロッパにおけるカフェの歴史は古く、国や町によってその形態もさまざまです。数年前、ロックダウンが施行されたヨーロッパ各国では、”カフェレス”を嘆く人が続出、自宅でどのようにカフェ気分を味わうかが話題になったこともあります。
さて、カフェをおうちで楽しむには、どのような方法があるのでしょうか。
おうちカフェのドルチェ(スイーツ)レシピ
おうちカフェを堪能するために、ドルチェも自家製で楽しむ方が多いようです。ドルチェとは、イタリア語で甘いもの全般を指す言葉。イタリアンのレストランに行くと、デザートではなくドルチェと書かれていることもあります。
自家製のドルチェというと、一見、作るのが難しそう、工程が多くて大変そう、といったイメージが湧きませんか。実は、それほど肩に力を入れなくても、気軽に作れるレシピがたくさんあるのです。
ぜひ、おうちカフェのためのドルチェ作りにトライしてみてください。それでは早速、レシピをご紹介します。
コーヒーで作る自家製ティラミス
エスプレッソで作る自家製ティラミス
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おうちカフェの雰囲気を盛り上げるアイデア
美味しいドルチェが出来上がったところで、今度はカフェ気分を盛り上げるための環境づくりに目を向けてみましょう。その日の気分やお天気、ともにする友人など、さまざまな条件に合わせて雰囲気を作ることができるのは、おうちカフェならではの醍醐味ですよね。
カフェ風のインテリアを取り入れる
インテリアというと、センスが問われるのでハードルが高い、とった声が聞こえてきそうです。まずは、実店舗や雑誌を参考にしながら、どのような空間だと自分がくつろげそうかを想像してみるところからスタートしてみませんか。
たとえば、白い木目調が主役のナチュラル系、ライトに凝った北欧系、カラフルなファブリックをあしらったエスニック系、レザーなどでクールに決めるニューヨーク系などなど……。ここ数年は、町屋風や古民家風といった和のテイストを生かしたカフェも話題になっていますよね。
お気に入りのテイストが見つかったら、さっそく小物から取り入れてみましょう。デスクライトやカフェカーテン、コースター、ひざ掛けなどの小物であれば、お値段もそう高くありませんし、毎日目にするうちに愛着も湧いてきます。その後、デスクやチェアといった大物家具に目を向けてみてもいいかもしれません。
なお、悩んでしまってなかなか進めない、といった方は、ぜひ近年のアウトドアブームを活用してしまいましょう。ここ数年、女性のあいだでもキャンプが話題になることが増え、アウトドアグッズもずいぶんとかわいいものが増えました。
キャンプから派生したグランピングという言葉はよく知られていますが、最近はおうちのお庭やベランダを使って気分転換をする“ベランピング”というカテゴリーまで生まれています。
ベランピングを意識してキャンプ用の折り畳み椅子をお庭やベランダに置いてみると、それだけでまるでカフェテラスができたかのような雰囲気に。カフェ時間に読みたい本や雑誌を置いておくのも、絵になってオススメですよ。
価格も1万円以内に収まるこうしたアウトドアグッズを、ぜひ上手に使ってみてください。
カフェ風の音楽をかける
おうちカフェの楽しみの一つは、自分の嗜好でBGMを選べるところ。
普段聞き慣れている音楽を聴いて落ち着くという方も多いでしょう。でもせっかくのカフェ風なので、普段聴かないジャンルをかけてみるのも良いかもしれません。
しみじみと胸に沁みいるバッハの無伴奏曲、ちょっと難解なバルトーク、クリアなピアノの音が響くキース・ジャレット、どこかで耳にしたような郷愁を感じるピアソラのタンゴ…。さらには、煩わしい気候も、音楽を使って逆手にとってしまいましょう。うっとうしい雨の日にはショパンの「雨だれ」、盛夏の午後にはジャズの「サマータイム」などなど。
普段はあまり聴かない音楽にも、サブスクリプションなどを利用してアクセスできるようになりました。
筆者の場合は、音楽だけでなく音質にもこだわってみたいと思い、先日、ミニサイズのワイヤレススピーカーを購入してみました。低音がきれいに聞こえるモードがついており、大満足でした。お手頃価格のスピーカーを1台購入してみてもいいかもしれません。
テイクアウトも活用する
自家製のカフェメニューやドルチェを作る時間がない多忙な方は、テイクアウトでプロの力を借りてしまうのもアリだと思います。味覚だけではなく、視覚でも楽しめるテイクアウトのお料理やお菓子は、おうちカフェにとっても重要な要素となってくれるでしょう。
コロナ禍ですっかり定着したテイクアウトの習慣。お店によっては、ちょっとした手書きのメッセージカードを添えてくれたり、あえてイートインの場合とは違うデザインの包み紙を用意してくれたり。お店の方のそんな創意工夫に出逢えたときには、心がじんわりあたたかくなりますよね。
Instagramでもおうちカフェを楽しむ
おうちで過ごす時間が増えたここ数年、カフェを愛する人々が「#おうちカフェ」のハッシュタグとともに、自宅で楽しむカフェの様子をSNSに投稿するようになりました。
そこには、おうちカフェだからこそのこだわりやセンスがちりばめられています。カフェの代名詞であるコーヒーはもちろん、色とりどりのドルチェ、季節の野菜を使ったお料理などなど、見ているだけで幸福を感じる投稿がたくさんあります。
皆さんもぜひ仲間入りをして、その幸福感を共有してみてください。
おうちカフェを楽しむキッチンアイテム
インテリアや音楽はもちろんのこと、キッチンアイテムも大切な役割を果たします。機能的でありながらデザイン性にも優れたキッチンツールは、インテリアを引き立ててくれます。
特別な食器やカトラリーを用意する
カフェといえば、洗練された食器に飲み物やお料理、スイーツが乗せられてくるのが魅力のひとつです。
おうちでカフェを楽しむ場合には、特別な時間に特化したワンランク上の食器を愛用するのはいかがでしょうか。心から好きと思えるお気に入りの一点は、物質的な食器としてだけではなく、心にも潤いを与えてくれます。
普段使いのカトラリーとは別に、おうちカフェ時間用のカトラリーも、好きな食器とともに揃えてみましょう。
世界中で重要視されるSDGsと足並みをそろえるためにも、使い捨て主義をやめて、カトラリーは良質なものを大事に長く使うというスタイルにしてみてはどうでしょうか。
ペーパーナプキンで遊んでみる
日常空間でカフェをする場合は、その季節やイベントを感じさせてくれるちょっとした小物がよいアクセントになります。季節を感じさせる花や鉢は、おうちカフェの空間を品よく彩ってくれます。
植物の世話する時間がない方は、ごく気楽に手に入れられるアイテムを使いましょう。筆者のイチオシは、雑貨店や100円ショップで目にすることが増えたペーパーナプキン。ハロウィン柄やクリスマス柄から、和柄、花柄まで、あらゆるものが用意されています。
手作り、あるいはテイクアウトしたドルチェの下にそれらを敷くだけで、場がぱっと華やかに。
食の素材にこだわる
コーヒーや紅茶に加えるミルク、そしてクリームの品質にこだわれば、カフェ気分がより盛り上がります。近くのスーパーをのぞけば、価格帯もさまざまなミルクや生クリームが棚に並んでいます。いつもよりレベルアップしたミルクやクリームを選んで、その味わいをじっくり感じるのも素敵ですよね。
そのほかにも、おうちカフェを充実させるために、普段は足を向けない高級食料品店に赴いてみてはどうでしょうか。さまざまな商品を吟味しつつショッピングをするのは、心が浮き立ちます。
イタリアンテイストを取り入れて、おうちカフェタイムをワンランクアップ!
イタリアでは、カフェといえばエスプレッソ。17世紀に最初のカフェが開業されて以降、イタリア人に愛されて日常のひとつとなっています。そのイタリアにおいて、1933年創業以来の歴史を刻んでいるのが、illyです。
創業者フランチェスコ・イリーはハンガリー人でしたが、北イタリアの女性に恋をし、トリエステでillyを立ち上げました。illyは現在、イタリアを代表するコーヒーブランドとして発展し、その名を知らない人はいないほどです。銀色の缶と赤い文字に、絶大な信頼を寄せているイタリア人が多いのです。
illy Art Collectionでお気に入りのカップを見つける
illyがさまざまなアーティストとコラボして世に送り出したilly Art Collectionは、まさに小さな芸術品。アートの国イタリアにふさわしいカラーやラインが、おうちカフェの中で確かな存在感を放ってくれます。
イタリアを代表する企業として、illyは、質のよいコーヒーを販売するにとどまらず、環境問題やカルチャーの分野でも大きな貢献をしてきました。
フェミニズム・アートの顔ともいえるオノ・ヨーコ、モダンなデザインで絶大な人気を誇るエミリオ・プッチ、さらに時代を代表するコンテンポラリー・アートの旗手たちとのコラボはまさに、illyという企業のスピリットの体現として、楽しむことができます。
小さなアイテムに込められた壮大な夢を、ぜひおうちカフェに取り入れてみてください。
カプセルコーヒーマシン「Iperespresso Y3.3」で本格イタリアの味を!
illyを創業したフランチェスコ・イリーの一族は代々、コーヒーの品質にこだわるだけではなく、コーヒーを抽出する機械にもこだわり続けてきました。
1935年に初めて登場したコーヒーマシンを皮切りに、illyは数多くのモデルを発表してきました。1995年、創業者の孫によって発売された「Iperespresso」は、デザインにもこだわりぬいたコーヒーメーカーとして人気を博しました。その後、illyのアイコンとまでいわれるようになった同シリーズ、その中でもソーシャル上で話題になっているのが「Iperespresso Y3.3」です。
2007年、カッシーニやB&B Italiaなどの超一流家具メーカーでデザインを手掛けてきたピエトロ・リッソーニによって、Iperespresso Y3.3は誕生しました。シンプリシティを極めたデザインとポップなカラーが秀逸で、韓国でも「 #일리커피머신(イリーコーヒーマシン)」のハッシュタグがつけられ、大いに盛り上がっています。
もちろん、人気の理由は一流デザイナーによる洗練された見た目だけではなく、illyのコーヒーが、カフェで味わうそのままの味で自宅で楽しめるというところ。エスプレッソだけではなく、フィルターコーヒーも楽しめるようになったことで、おうちカフェにおける選択肢も広がりました。コーヒーの温度や量の調節も可能で、ストレートなデザインゆえにクリーニングも簡単です。
イタリアンデザインとイタリアンテイストの粋を凝縮させた可愛らしくクールなIperespresso Y3.3。おうちカフェのパートナーとして、ぜひ愛用してみてください。
※Iperespresso Y3.3は別売りのカプセルが必要です。
illy公式Instagramのフォロー&投稿で「Iperespresso Y3.3」が10名様に当たる!
illyでは、illy公式Instagramのフォロー&投稿で、「Iperespresso Y3.3」が抽選で10名様に当たるプレゼントキャンペーンを実施中。本格的なイタリアの味をぜひおうちで楽しんでみませんか? 応募方法は、下記バナーよりご覧ください。