新年度が9月から始まるイタリア。学校では、ただいま新年度開始のバタバタ中です。
というのも、3か月の長い夏休みがやっと終わり。今年はどんなアクティビティを子どもにさせようか?と親としては悩む時期なのです。ちなみに、日本のような、学校での部活動はありません。なので、学校が終わった後、何をさせようか?迷います。
イタリアの子どもの習い事はシーズン制です。1年を通してずっと行われるわけでなく、10月~5月のシーズン制となっています。
年間スケジュールは下記の通り
- 9月後半:募集開始。この時期に説明会や体験レッスンなどが行われます
- 10月:アクティビティの開始
- 12月:年末イベント。試合、発表会など
- 5月:年度末の試合、発表会など
- 6-7月:強化選手コースや、夏休みのコースが行われ、8月は完全にお休みです。
イタリアの小学校は、登下校で保護者の送り迎えが必須です。共働き世帯が多いので『16時に学校の前にたどり着くのは大変!』というのが保護者の悩み。
そんな忙しい保護者に人気なのが、学校の体育館を使って行われるアクティビティです。バスケットボールやバレーボール、体操などがあります。
授業が終わったら、忙しい保護者の代わりに下校する生徒を引き取り、そのまま体育館で習い事を行います。お迎えの時間が16時から、アクティビティ終了の18時までのびるので、保護者はとても助かります。ウチもお世話になりました。
子どもに人気の習い事
スポーツ
- サッカー
- バスケットボール
- バレーボール
- 水泳
- 体操
- バレエ
サッカーの人気は、サッカーの国なので皆さんご存じのとおりですね。
同様にバスケットボール、バレーボールもプロリーグがあり人気があります。また、この二つのスポーツは小学校の体育館でやることも多いので、保護者から人気があります。
保護者に人気の送迎付き習い事。
カルチャー
- 演劇
- 絵画
演劇は、こどもの表現力を伸ばす習い事として人気があります。日本と異なり、イタリアは小学校から大学まで口頭のテストが必須となっています。口頭のテストは、筆記のテスト以上に重視されるのです。なので、プレゼンテーション能力を伸ばすという意味でも演劇は人気があります。
絵画だけでなく、マンガも習い事として人気があります。私も小中学生にマンガを教えています。ちびっこオタクたちが集まって、なかなか楽しいですよ。
9月は新しい年の始まり、何か新しいことを始めたいですね。