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「KAKEIBO」「IKIGAI」ヨーロッパで話題の日本語はどんな意味?

イタリアの本屋さんで、タイトルに日本語が入っている本を最近よく見かけます。その中に、必ずあるのがKAKEIBOIKIGAIに関する本です。

この二つの言葉が、イタリアだけでなくヨーロッパ中で人気なのをご存知でしょうか?

「Kakeibo」家計簿

「KAKEIBO」は、皆さんご存じの「家計簿」です。


イタリアの本によるとKAKEIBOとは


KAKEIBOは日本のお金の管理方法で、個人の支出を追跡し、月次予算を立てるのに役立ちます。毎月の収入と必要な支出を記録し、貯蓄目標を設定することから始まります。

とのこと。


支出と収入に加えて、自分自身の消費についての意見や観察するように説明されており、自己の消費に対する意識を高めることを目的としています。30%も節約できた!と、書いてあります。

アプリなどではなく、手で紙に書くことが大事なのでしょう。

「IKIGAI」生きがい

「IKIGAI」「生きがい」と聞くと、子どもやペットのことかなと、わたしは思ってしまいますが。ここでの意味はちょっと違います。

「IKIGAI生きがい」とは、「自分の存在理由、存在意義」。言い換えれば、その人の人生の目的、幸福のことです。


こちらも本によると、

日本文化によれば、誰もが自分の「生きがい」を持っている。しかし、自分の存在理由を見つけるには、内なる探求が必要です。そして、それはしばしば長く困難なものです。この探求は非常に重要であり、その成功はその人に深い満足をもたらすと考えられている。

とのこと。


自分の存在理由の追求の成果である「IKIGAI」は、自分の好きなこと、自分のスキル、世の中が必要としていること、そして人々が喜んでお金を払ってくれることとの出会いを表す概念であるそうです。

好き、情熱だけでなく、周りとつながりを持ち、金銭的な対価を得ることが、IKIGAIの一部というのが面白いですね。社会的な存在としての自己といった感じなのでしょう。日本でもこれからこのIKIGAIが流行るのかもしれません。

コンマリの次はIKIGAIです。