LIFESTYLE 14 May 2021

自転車大国イタリア生まれの日本で購入できるクロスバイク・ロードバイクブランド


数多くの自転車ブランドが誕生し、毎年イタリア全土を舞台にして行われる自転車プロロードレース「ジロ・デ・イタリア」も開催される、自転車大国のイタリア。趣味としてサイクリングを楽しむ人も多く、イタリア人にとって自転車は身近な存在と言えるでしょう。

今回はイタリア生まれの自転車ブランドをいくつかご紹介!日本で販売されている自転車ブランドなので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

ビアンキ(BIANCHI)

1885年、若干21歳のエドワルド・ビアンキ氏がミラノで小さな自転車ショップをオープンしたことから始まったビアンキ。当時主流であった、大きな前輪が特徴の”オーディナリー型”に代わり、前後の車輪が同じ大きさの”セーフティ型”の自転車を販売し始めたことで、急激に成長しました。また1911年に、カルロ・ガレッティがビアンキに乗りジロ・ディ・イタリアで優勝、他の大会でもビアンキで連勝をすると、ビアンキの人気はますます高まりました。

そしてイタリアにおける自転車ブランドの先駆者として認められたビアンキ氏は、サボイア家に呼ばれ、王家に自転車の乗り方を指導していたそうです。また当初のビアンキでは、ブラックの自転車のみを販売していましたが、マルゲリータ・ディ・サヴォイアに自転車の乗り方を指導するうちに、彼女のきれいな目にインスピレーションを受け、1912年に現在ビアンキを象徴するカラーであるライトブルーの自転車を作り始めたという神話が残っています。

http://www.japan.bianchi.com/

コルナゴ(COLNAGO)

1954年、イタリア・ミラノ近郊の都市カンビアーゴで、コルナゴ兄弟によって創設された「コルナゴ」。これまで数多くの選手がコルナゴで勝利を収めており、その総数は7,000回を超えると言います。1978年には、黄金色に輝く自転車をローマ法王、ヨハネ・パウロ2世に献上、1986年からは世界のモータースポーツメーカーとしても名高いフェラーリとコラボレーションを行うなど、世界的な地位を確立しています。

高性能な自転車、そしてそのブランド力の高さから、自転車競技者だけでなく一般の方からも人気の高いコルナゴの自転車は、日本はもちろん世界中で憧れの自転車ブランドとして注目されており、世界屈指のブランドとして今なお成長を続けています。

https://www.colnago.co.jp/

ジオス (GIOS)

1947年、幼い頃から自転車を愛し、多くの自転車競技に参加していたヴィットリオ・ヴェネト・トルミー二・ジオス氏によって、トリノで創業された自転車ブランド、ジオス。メイドインイタリーにこだわりを持ち、日本でも多くのファンを持つ自転車ブランドです。1959年に、イタロ・ジリオリがジオスの自転車に乗りイタリアチャンピオンシップで優勝したことで、ジオスの人気が一気に高まりました。

家族を大切にするジオス氏は、3人の息子と共にブランドを拡大。70年代初めに「イージーライダー」というモデルを発表し、イタリアだけでなく世界のマーケットに進出します。そしてイタリアの自転車チーム”BROOKLYN”の専属自転車ブランドとして選出されると、チームカラーであり、現在のジオスを象徴するカラーであるブルーの自転車を誕生させました。メイドインイタリーの青い自転車は、アンディ・ハンプステンといった有名自転車競技選手にも愛用され、その人気は世界にも広まりました。

https://www.job-cycles.com/gios/

フォンドリエスト(Fondriest)

イタリアの有名な自転車競技選手マウリツィオ・フォンドリエスト氏が立ち上げた自転車ブランド、フォンドリエスト。1988年に開催された世界選手権ロードでは、若干23歳という若さで優勝するほか、多くの大会でタイトルを獲得しています。1998年に自転車競技選手を引退後、「フォンドリエスト」ブランドを創設しました。

フォンドリエストではレーシング自転車ブランドとして、最新テクノロジーや職人技を組み合わせた自転車を展開しています。

http://www.cyclecreation.co.jp/brand/fondriest/fondriest_index.html

デローザ (De Rosa)

イタリアの三大ロードバイクブランドの一つであり、ハートのマークが象徴的な自転車ブランド、デローザ。12歳のころから自転車のフレームづくりに携わってきた元自転車競技選手のウーゴ・デローザ氏が、1953年に独立し自身の自転車ショップをオープンしたことからデローザが始まりました。1960年代に入るとその人気が一気に高まり、多くの自転車競技選手やチームに選ばれるようになります。

1973年からはベルギーの自転車競技選手エディ・メルクスとのコラボレーションを行い、これによりデローザの技術は更に進歩を遂げ、カスタムモデル製造の開発を始めます。そして1986年、初のカスタムモデルとなる「TIG welding」が発表されました。

2003年に50周年を迎えたデローザは、記念モデルとしてCINQUANTA(デローザ チンクワンタ)を発表しました。

https://www.derosa.jp/

ウィリエール・トリエスティーナ (Willier Triestina)

1906年、イタリア・トリエステでピエトロ・ダル・モリン氏によって創設された老舗自転車ブランドの「ウィリエール・トリエスティーナ」。創設当初は「ウィリエール」の名前で知られていましたが、第二次世界大戦後にトリエステとの繋がりを深めたいという気持ちから、現在の「ウィリエール・トリエスティーナ」へと変わりました。

様々な自転車競技で活躍したウィリエール・トリエスティーナですが、50年代に入ると人々の交通手段は自転車からスクーターやモーターサイクルへと変化し始め、自転車業界は大きな影響を受けます。ウィリエール・トリエスティーナも例外ではなく、一度は工場を閉鎖するまで追い込まれましたが、1969年にガスタールデッロ・ディ・ロッサノ・ヴェネト兄弟の投資により活動を再開。現在も多くの方に愛用されています。

http://www.wilier.jp/

さて、今回は自転車大国イタリアの自転車ブランドを紹介しましたがいかがでしたか?性能はもちろん、その高いデザイン性から日本でも人気の高いイタリアの自転車で、おしゃれな自転車ライフをお楽しみください。

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「ITALIANITY」編集部

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