スローフード発祥の地、トリノ。今回は、トリノで人気のストリートフードを紹介します。地元住民や観光客の心をがっちり掴んでいるので、食事時はかなり混雑するのですが、どちらも満足間違いなしのお店です。
Gofreria Piemontèisa(ゴーフレリア・ピエモンテーザ)
「ピエモンテのゴーフル」を意味する「Gofreria Piemontèisa(ゴーフレリア・ピエモンテーザ)」。このゴーフルとは、小麦粉を練り込んだ生地を焼いた丸いワッフルですが、甘くありません。形は、ベルギーワッフルを薄くして20㎝くらいに広げた感じ。外はカリッと黄金色、中はふんわりとした食感です。
これを、ハニカム模様の鋳鉄製の鉄板で焼きます。そのパリパリの生地中に、チーズやハム・サラミを挟んで、パタンと2つに折ったものが、このお店の名物です。ほかにも、トウモロコシの生地もあります。
こちらはもっと素朴な味。
生地が薄くてあっさりしていて消化も良く、ピザのように重くはありません。他にはない食感が魅力です。
Gofreria Piemontèisa(ゴーフレリア・ピエモンテーザ)
住所:Via S. Tommaso, 7, 10122 Torino TO
営業時間
平日 1130~1530
週末 1130~1800
月曜定休
http://www.gofreriapiemonteisa.it/
mollica(モリカ)
「mollica(モリカ)」はパニーノ(サンドイッチ)のお店。食事時には列がお店の外にまで続く、大人気店です。ここのパニーノは本当に美味しい。
地元の食材を活かしたパニーノで、パンと中身と上にかけるソースを自分で選ぶことができます。組み合わせは無限にあるのですが、お店のおすすめを選んでもどれも間違いなしです。
さらにパンは普通のパンだけでなく、フォカッチャにすることもできます。また、たくさん食べたい人向けの、大盛りメニューもあります。(大盛りって、イタリアではあまり見かけることが無いのです)中身がパンパンになるので、かなりの満足度があります。
店内の壁には、食材の生産者の顔写真がはってあり、「こんな人が作っているのか!」と道の駅のように楽しんでいます。
mollica(モリカ)
住所:Piazza Madama Cristina, 2 bis, 10125 Torino TO
営業時間
月―木 12–15、19–22
金 12–15、19–23
土 12–23
日 12–22
https://mollicapiccoliproduttori.it
どちらのお店も、トリノ中心地にあり、食べ歩きにピッタリ。暖かくなってきたのでテイクアウトしてベンチで食べるのもおすすめです。
ローカルに愛されるストリートフード、是非お試しください!