2023年10月6日に開業した、今話題の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に、2024年1月16日、飲食を中心とした新エリアがオープン！地下2階～地上7階、約11,200 ㎡の商業空間に約70店舗が集結し、幅広いバリエーションが魅力的な、虎ノ門エリア最大級の「食」の新エリアが完成しました。
新エリアの注目ポイントは、ビブグルマン獲得店や予約困難な人気店など、多様な飲食店舗が集まるエリア最大級の4階のダイニングフロア、広々とした空間にテラスも備えた2階の大型飲食店舗、気軽に立ち寄り日常の買い物も楽しめるB1階の食物販と飲食のフロアです。また、Wonderwall®︎（ワンダーウォール）の片山正通氏が全体環境デザインを手掛けた、B2階の「T-MARKET」もおすすめ。
今回は、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでイタリアンが楽しめるおすすめ店舗をピックアップ！ 早速、みていきましょう。
＜目次＞
1．焚き火イタリアン「falò+（ピュウファロ）」
虎ノ門エリア最大級のレストランフロアとして、個性豊かな様々なジャンルの全20の専門店が集積するのが、4階に位置するダイニングフロア。そこで店舗を構えるのが、焚き火イタリアン「falò+（ピュウファロ）」です。「ミシュランガイド東京2024」にビブグルマンとして掲載された「falò（ファロ）」の姉妹店です。
ピュウファロは、炭火焼きと醗酵技術をテーマにしたイタリア料理店で、食材の持つポテンシャルを炭火で最大限引き出すこと、自家製醗酵調味料を使用して、シンプルに奥深くおいしいものを召し上がっていただくことを心掛けているといいます。
例えば、塊肉の「ポルケッタ」は、いわゆるイタリア版チャーシューのようなもので、イタリア全土で親しまれている郷土料理です。falò+では、自家製の豚を使った発酵調味料とフェンネルといったスパイスを入れています。仕上げに炭火で香ばしく焼き上げることによって、美味しさが増す看板メニューだそう。添えられてるのは、味噌のパウダーと炭塩で、お好みでかけて味変しながら召し上がれる逸品です。
また、魚の包み焼き「カルトッチョ」は、発酵調味料で白菜を発酵させたものと、自家製の醤油で味付け。アサリ出汁の旨みと自家製醤油の旨味で、魚を味わっていただきたいそう。
炭火焼きの香り、ライブ感あふれるキッチン、全席カウンターの客席といった、炭台を囲んで大人カジュアルな食事が楽しめる店内で、大切な方との素敵な食事を満喫してみては？
falò+（ピュウファロ）
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 4F
Tel. 03-6268-8300
<営業時間>
火曜日定休日
平日16:00〜21:30L.O.
土曜日13:00〜21:30L.O.
日祝13:00〜21:00L.O.
平日・土 23:00クローズ
日祝22:00クローズ
falò+ | 虎ノ門ヒルズ – Toranomon Hills
2．イタリアン酒場「Lampada（ランパダ）」
東京を中心に、横浜、福岡にイタリアンバル、居酒屋業態の「オステリアウララ」「アラ」「ビババンコ」などを展開する株式会社ダルマプロダクションが、新業態のイタリアン酒場「Lampada（ランパダ）」を4階のダイニングゾーンにオープン！
代表の古賀慎一氏は、六本木の名店「リストランテ・オステリア」で修行し、スーシェフとなった後にイタリアへ渡り、帰国後に会社を設立。伝統的なイタリアンの調理法をベースにしつつ、店を構える街の特性を踏まえ、メニューのない新感覚イタリアン「オステリアウララ」などの個性的な人気店を運営しています。
イタリアン酒場「ランパダ」は、イタリア語の「ランパダ＝ランプ」が灯る、艶っぽい雰囲気の洗練された酒場の趣。大人が寛ぎながら上質な料理をつまみ、ワインや日本酒の杯を重ねて食事と会話を楽しめるお店です。イタリアの生ハムとワインのお店「プロシュッテリア」をイメージした気軽さも魅力的で、二人連れだけでなく、一人でもグループでも立ち寄れる使い勝手のよいお店です。
おすすめはプロシュッテリアの定番「生ハム盛り合わせ」。世界最高峰といわれるイタリアのベンケル社のスライサーから切り出すヨーロッパ産の生ハムを、揚げたてのニョッコフリット（揚げパン）とランブルスコ（微発泡赤ワイン）に合わせるのがイタリア中部地方のスタイルです。また、ピエモンテ州の郷土料理で、イタリアおでんともいえる肉の出汁（ブロード）で作る「ボリートミスト」を、和食の調味料で変化をつけてアレンジ。具材を一品ずつ仕立てる「肉おでん」が絶品です。
美味しいものに敏感な、大人に相応しい、洗練された外食体験をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
Lampada（ランパダ）
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 4F
Tel. 03-6206-6286
<営業時間>
平日・土：11:00～14:30（L.O.14:00）、17:00～23:00（フード L.O.22:00、ドリンク L.O.22:30）
日祝：11:00～14:30（L.O.14:00）、17:00～22:00（フード L.O.21:00、ドリンク L.O.21:30）
定休日：月 ※月が祝日の場合は火
Lampada | 虎ノ門ヒルズ – Toranomon Hills
3．複合型フードマーケット「cask（カスク）」とワインレストラン「W TORANOMON the market（ダブリュートラノモンザマーケット ）」
ステーションアトリウムから1層上の駅と街をつなぐB1階のフロアには、虎ノ門での生活をより豊かにするデイリー使いにぴったりな店舗が揃います。
株式会社信濃屋食品が運営するスーパーマーケット「信濃屋」が、B1階に複合型フードマーケット「cask（カスク）」をオープン！ また、株式会社エーディーエモーションが運営するワインレストラン「W TORANOMON the market（ダブリュートラノモンザマーケット ）」が併設され、フードマーケットとレストランが融合した複合業態となっています。
カスクは、日本各地の厳選素材と発酵食品にフォーカスした質の高い品揃えを主軸として、オフィス街で需要が見込まれるお弁当の販売をはじめ、デリ・スイーツ・パンなどの幅広いラインナップを提供。また、スナック類やドライフルーツなども取り揃え、都会の日常生活で使いやすいフードマーケットを目指すとのこと。
この他、ワインセラーには世界各国のワインが約4,000～5,000本並び、ソムリエも常駐する点が特徴です。イタリアワインも豊富に取り揃えており、例えば北イタリア・フリウリで注目を集める、1955年に設立した家族経営のワイナリーが手掛ける有機栽培ワイン「リボッラ・ジャッラ」なども扱っています。
カスク内にオープンした、カリフォルニアキュイジーヌを中心に、グリル料理と豊富なワインリストが人気のレストラン「W」は、ワインセラー併設のレストラン。スーパーマーケットとワインセラーで購入したワインを始めとするアルコール、ソフトドリンクの全てを持ち込み料を支払うことで、レストランに持ち込むことが可能です。新たな「食」に出会える場所となれるよう、価値創造と魅力を発信していくとのことです。
cask（カスク）
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー B1F
Tel. 03-6811-1381
<営業時間>
8:00～22:00
cask | 虎ノ門ヒルズ – Toranomon Hills
W TORANOMON the market（ダブリュートラノモンザマーケット ）
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー B1F
Tel. 03-3528-8730
<営業時間>
平日・土：11:00～23:00（フード L.O.21:30、ドリンク L.O.22:30）
日祝：11:00～22:00（L.O.21:00）
W TORANOMON | 虎ノ門ヒルズ – Toranomon Hills
4．ピザ、イタリアン、クラフトビール「CRAZY PIZZA TORANOMON（クレイジー ピザトラノモン）」
虎ノ門ヒルズ駅直結の「食」を中心とした、B2階にある新しい街の3rdプレイス「T-MARKET」には、全27店舗が出店。
そんなT-MARKETに出店しているのが、イタリアンレストラン「Don Bravo（ドンブラボー）」が手掛けるピザ専門店「CRAZY PIZZA TORANOMON（クレイジー ピザトラノモン）」。国産の小麦粉を使用し、しっかりと香りを感じるピザ生地に、遊び心のあるトッピングを合わせています。レストラン視点で組み立てたマヨコーンや、ぶっかけピザは絶品。クラフトビールとよくマッチします。
また、変わり種として、チョコレートのピザも登場。代々木上原にある「Minimal The Baking（ミニマル ザ ベイキング）」というチョコレート専門店のチョコレートを使ったピザとのこと。中には、ペペロナータというパプリカをビネガーで漬けたものと、辛味のあるイタリアのサラミのンドゥイヤを合わせています。
CRAZY PIZZA TORANOMON（クレイジー ピザトラノモン）
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー B2F T-MARKET
Tel. 03-6268-8009
<営業時間>
平日・土：11:00～15:30（L.O. 14:30）、17:00～23:00（L.O. 22:00）
日祝：11:00～15:30（L.O. 14:30）、17:00～22:00（L.O. 21:00）
定休日：火
CRAZY PIZZA TORANOMON | 虎ノ門ヒルズ – Toranomon Hills
「T-MARKET」の全体環境デザインを手掛けたのは、Wonderwall®︎（ワンダーウォール）の片山正通
「T-MARKET」の全体環境デザインを手掛けた、日本を代表するインテリアデザイナーの一人であるWonderwall®︎（ワンダーウォール）の片山正通氏は、「T-MARKETは、デザインするという概念を超えたところで、自然な環境を作ることができないかなと思って作りました。このビルは、OMAの重松象平氏が建築デザインを手掛けており、近未来を感じさせる建築です。その建築に対して、B2階のこのエリアはすごく人間的な、デザインを感じさせないような空間にできたらいいなと考えました。テーマとして、“街の入口に中庭を開く”ことを考えて、様々なテンションの方が集うような場所を作りたかったんです。
ビルの中にある飲食エリアは、1日を通して来客があります。この空間で非常にこだわったところもそこでして、朝早い時間から夜23時まで営業していますので、その時間もデザインしたいと思いました。照明計画の段階で、5つのシーンにプログラミングし、まるで中庭で過ごすように時間の流れが感じられるようにしています。一番遅い時間は、手元にランプが必要なくらい照度を落としたのですが、こういう施設ではとても珍しいんですよ。
このT-MARKETは、森ビルさんとの取り組みだけでなく、出店しているテナントの皆さんも非常に協力的で、皆さんと一緒に新しい価値をつくり出すことができました」と語っています。
以上、今話題の「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に誕生したイタリアンが楽しめる店舗をご紹介しました。気になるお店があったら、ぜひ足を運んでみてくださいね！
■⻁ノ⾨ヒルズ ステーションタワー
東京都港区虎ノ門二丁目6番3号
