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ヨーロッパ最大の青空市場、ポルタ・パラッツォ市場に行こう!

トリノは、角を曲がれば市場があると感じるほど、たくさん市場がある街です。
その中でも一番大きい市場が、トリノの中心Piazza repubbulicaにあるポルタ・パラッツォ市場(Porta Parazzo)です。


ポルタ・パラッツォ市場

実は、トリノのポルタ・パラッツォ市場は、ヨーロッパでも最大の青空市場なのです。
広さは約50,000平方メートル。東京ドームと国会議事堂の中間くらいのサイズです。市場は8角形で、十時に横切る道路によって4つのエリアに分かれています。青果エリア、食品(肉・加工食品)と、コンタディーノと呼ばれる農家の人が有機野菜を売るエリア、魚と衣料や日用品のエリア、そして最近できたフードコートのエリアで構成されています。魚と食肉のエリアは屋根付きの建物になっています。

ここを初めて訪れたときは、毎日これだけの屋台の店が出るの!? そして夜には片付けるの? と驚きました。早朝から午後14時まで。土曜日は午後19時くらい遅くまで営業しています。


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ワダ シノブ / 2019.02.25


ポルタパラッツォ市場の一日

5時~7時 開店準備
何もない広場に屋台を引いた人々が集まってきます。


7時~14時 営業時間(土曜は19時まで)
12時前後が一番混みあいます。品物が無くなることはないので、ゆっくり回っても大丈夫です。日用品や農家の店などは曜日によって出店の顔ぶれが違います。


14時~ 清掃
市場の営業で出るゴミはバンバンその場に捨てられるので、かなり散らかった状態になります。そこをトリノの清掃業者が大型トラックと人海戦術でザーッとと片付けます


17時くらい~翌朝まで
中心地に行くまでの便利な駐車場に変身します。


青果エリアの呼び込みや活気、新鮮な野菜。大きな魚。大きなソーセージや肉。商品を見ながらウロウロするだけでも楽しいのですが、もちろん業者ではない一般客が少量だけ購入することも可能です! キロ単位のカリフラワーを買っていくような業者の人に交じって、少しづついろんな種類のオリーブを買ったりして楽しんでいます。


市場での注意

ただ、日本とは違い、イタリアでの市場の散策には注意が必要です。
以下のことに気をつけてください!


・高価なもの(カバン・時計・アクセサリー)は身に着けない
・かばんは体に密着させておく(リュックは前に)
・ズボンの後ろポケットに財布を入れない
・多額の現金は持ち歩かない
・近づいてくる人には十分に注意する

だんだん暖かくなってきたので、市場で食べ物を買って公園でピクニックをするのも楽しい季節になってきました!トリノにお越しの際はぜひ市場に行ってみてくださいね!


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