イタリアで家族が集まる日曜や祝日の食事に、よく登場するのが手打ちパスタです。普段はPastaficio(生パスタを売る店)で購入するイタリア人も、イベントになるとパスタを手作りするのです。
一般的に、南イタリアは乾麺のパスタが食べること多く、北へ行くほど生パスタが増えると言われます。
パスタマシーンを持っていなくても簡単に作れる生パスタ。作るのはとっても簡単です。
材料はたったの3つ
●薄力粉
●卵
●塩
分量は卵1つにつき粉100gとこれまた簡単です。(塩は適量です)
パスタ生地の作り方
1. 粉を机の上に広げ、低い山をつくる
2. 山の頂上に噴火口のような穴を作り、卵を割り入れる
3. その中で卵をかきまぜる
4. 10分くらいよくこねる
5. 30分休ませる
6. 完成
あとはこの生地を薄く伸ばして切ったり、指でひねったりするだけです。簡単ですね。麺にするもよし、薄く切ってラザーニャや具入りにするもよしです!
これは卵入りのパスタのレシピですが、卵を使わず小麦粉と水と塩だけのパスタもあります。OrecchietteやTrofieは卵なしで作られることが多いです。
生パスタといえば、ラビオリなどの具入りのパスタもよく作られます。トルテッリーニやピラミデなどは成形がちょっと手間どりますが、美味しいもののためなら!頑張れます。
私の住むピエモンテの生パスタといえばAGNOLOTTIとTagliolini です。特にTaglioliniは秋にトリュフと一緒に食べる一皿。茹でたTaglioliniにバターとパルメザンチーズをからめ、その上に白トリュフを削るだけ。シンプルにトリュフの味を楽しむためのパスタ。白トリュフの時期だけの味です。
簡単に作れる生パスタ、ぜひご家庭でお試しください。