日本において「パニーノジュスト」の歴史は思いのほか長い。1999年の池袋西武がその始まりです。2018年に同店の日本法人が設立され、彼らの手による第一号となった「パニーノジュスト麹町店」は多くの人から愛される名店となっています。今回は、昨年のオープン時に取材した記事をご紹介。この週末のランチは、「パニーノジュスト」が食べたくなるはずです。
イタリア・ミラノの本格的なパニーノの味を日本でも再現
「パニーノジュスト」はパニーノ専門店として、1979年にイタリア・ミラノで創業。現在はイタリア国内のほか、日本、ロンドン、香港、カリフォルニア州クパチーノで展開しています。
「giusto」はイタリア語で「正しい」「あるべき姿の」「クールな」といった意味。パニーノジュストでは、26ヵ月熟成のパルマ産生ハムやEXヴァージンオリーブオイルなど、厳選された高品質な素材のみを使用しており、まさに「真のパニーノ」が味わえます。
ケータリング&デリバリーサービスもおすすめ
現在、パニーノジュストの日本での店舗は、西武池袋店、そごう横浜店(ともにデパート内店舗)、そして麹町店の3店舗となります。
麹町店はゆったりしたスペースの路面店で、パニーノだけでなく、おつまみやディナーのメニューがあり、イタリア全土からセレクトしたワインやビールなどのアルコールとともに本格的な食事も楽しめます。
また、主に都内23区に向けたケータリング&デリバリーサービスの拠点として、本部機能とセントラルキッチンを兼ね備えた、ブランドのシンボル的位置づけのスペースです。店内には、最大12名のミーティングに利用できるプライベートルームもあります。
パニーノはイタリア食文化のシンボル
麹町店のオープンについて、パニーノジュスト代表取締役のアントニオ・チヴィタ氏はこう語ります。
「日本のビジネスシーンの重要なスポットである麹町で、ビジネスマンや一般のお客さまにパニーノを提供することができてうれしく思っています。麹町店はスペースが広く、軽食だけでなく、本格的な食事も楽しめるレストランです。
パニーノは単なるサンドウィッチではなく、『厳選された食材』『職人の技』『創造性』という3つの要素から成り立っており、まさにイタリア食文化のシンボルです。これらは日本の食文化にも通じるところがあります。カウンターのオープンキッチンは職人の手さばきを見ながら食事ができる日本料理店からインスピレーションを受けています。ミラノと同じクオリティのサービスを麹町でも楽しんでいただきたいですね」
日本とイタリアは遠く離れていても、食文化には共通点が多いようです。軽食から本格的な食事、ケータリングやデリバリーまで楽しめる麹町店のオープンで、パニーノがもっと身近に楽しめそうですね。
●パニーノジュスト 麹町店
●東京都千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町 B1F
●TEL: 03-6875-9729
●公式サイト https://paninogiusto.jp/
【初出:この記事は2018年6月20日に初公開されたものです@SHOP ITALIA】