イタリアのクリスマスのドルチェといえばパネトーネ。パネトーネは卵黄とバターをたっぷり使ったふわふわのパン生地に、ドライフルーツが入ったパンのようなお菓子です。ミラノが始まりといわれています。
パネトーネの種類は?
クラシコと呼ばれる定番のパネトーネの中には、干しぶどうとオレンジピールが入っています。
しかし、それ以外にもいろいろな種類があります。チョコレート、ピスタチオ、ドライフィグといった甘いものや、サラート(塩味)、ガストロノミコと呼ばれる甘くないものもあります。私のおすすめはドライフィグとチョコレートの入ったものです。
この時期は「どこのパネトーネが一番おいしいか?」「どれを買うか」は私がよく使う世間話のネタです。毎日のように食べるものなので、いろんな人のおすすめパネトーネを試すことも多くなります。
というのも、あまり甘くないパネトーネは朝ごはんとして食べることが多く。私はこの時期に1kgのもの(ヘルメットくらいの大きさ)をほぼ週1の頻度で買っています。ちなみに、朝ごはんのときは、パンを焼くフライパンで軽く温めることもあります。
パネトーネのアレンジ
そのまま食べても十分美味しいのですが、おもてなしの時などにはfarcito(ファルチート)=詰め物をすることもあります。とても簡単で、見た目が華やかなので、ホームパーティーでおすすめです。
作り方はどちらも簡単。横に切って重ねるだけです。
ドルチェ(甘いパネトーネで)
もともと甘いので、中に入れるものは甘さを控えるのがおすすめです。
・生クリーム
・カスタードクリーム
・ジェラート
サラート(甘くないパネトーネで)
いろんな味をどんどん重ねます。
・生ハム
・スモークサーモン
・サラミ

