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イタリアで人気、オレンジのサブスク? 産直が熱い!

冬の寒さも深まり、イタリアではオレンジの美味しい季節になってきました。


イタリアのオレンジ

イタリアのオレンジ生産量は世界10本の指に入ることをご存じですか? その生産量は年間2万トン近くもあるのです。


柑橘類は寒さが苦手なので、主に南イタリアで育てられています。 生産量トップはもちろんシチリア(国内生産の約3分の2)。シチリアのレモンは日本でも有名ですね。日本に帰ったときにシチリアレモン入りの飲み物やお菓子をたくさん見かけました。


次いでカラブリア(4分の1 )。その次に、カンパーニャ、プイア、バジリカータ、サルデーニャが続きます 。

オレンジの種類?

オレンジには2種類あるのをご存知でしょうか?

スイートオレンジとビターオレンジです。スイートオレンジは生食やジュースなどに使われ、ビターオレンジはお菓子やリキュール、エッセンシャルオイルなどに使われます。


さらに、スイートオレンジはブロンドとブラッドに分かれます。

果肉がオレンジ色のものと、ブラッドオレンジ(血のオレンジ)と呼ばれる赤い果肉のものです。ブラッドオレンジはイタリア語ではサングェネロといい、この名前のオレンジが有名ですが、他にもTarocco(タロッコ)と呼ばれるオレンジもあります。ブラッドオレンジの季節は12月から1月以降。これが出てくると冬だなぁ、今年も終わるなぁという気持ちになります。


オレンジのサブスク?

冬になるとオレンジの消費量が増える我が家。絞って飲んだり、そのまま食べたり、毎日2~3個のオレンジを食べています。なので、いくらあっても足りない!


そこで、昨年からオレンジのお取り寄せを利用し始めました。シチリアやカラブリアから産直です。


今、何度もリピートしているのが Instagramで見かけたカラブリアのビオのオレンジ農家さん。12月はネーブルが届いています。注文して2~3日で届く上に、美味しくて安いのでもう止まりません。我が家では毎回、箱で10キロ注文しています。


他にも気になっているのがベルガモット。 リキュールにも使われるレモンに似た果物で、イタリアが名産です。お菓子や飲み物の香り付けに使うのですが、近所で見かけることはほぼありません。今度、ちょっと試しに買ってみたいなと思っています。

その農家さんが、今年から始めたのがオレンジのサブスクです。


11月から始まったこの取り組み。12週間、毎週15キロのオレンジが届きます! 届くオレンジの種類は時期によって変わるので、ネーブルの時もあればタロッコ(ブラッドオレンジ)の時も。 さすがに我が家では毎週15キロはちょっと多いのですが、来年は友人と一緒に申し込む予定です。


他にも、15キロパックでいろんな種類のオレンジや地域の特産品を選べるお店など、たくさんのショップがあります。

https://www.siciliaagrumi.it/shop/cassette-miste/cassetta-mista-15kg/

北イタリアはマイナスの気温になってきました。南イタリアのオレンジで、ビタミンCをたくさんとって冬に備えたいと思います!