イタリアのプレミアムパスタ「マンチーニ」の魅力を発信する『第4回マンチーニ パスタコンテスト』が開催され、「ALTER EGO アルテレーゴ」の金子和シェフが最優秀賞を受賞。イタリアの伝統と日本の食材、そしてそれぞれの料理哲学が交差する、熱気あふれるコンテストとなりました。
畑から食卓までを一貫して手がけるマンチーニ
イタリア・マルケ州に拠点を置くマンチーニ社は、自社農場で栽培した小麦のみを使用してパスタを製造する希少な生産者として知られています。

小麦の栽培から製粉、パスタ製造までを一貫して手がけることで、小麦本来の風味や個性を最大限に引き出したパスタづくりを実現。その品質の高さから、イタリア国内外の星付きレストランをはじめ、多くの料理人たちの支持を集めています。

『マンチーニ パスタコンテスト』は、本場イタリアの中でもこだわりを貫くマンチーニのパスタを、日本のシェフが独自のレシピで仕上げるプロのコンテスト。全国から集まったシェフたちが、「マンチーニでなければ表現できない一皿」をテーマに独創的なレシピを披露しました。
過去最多の応募から選ばれた4名が最終審査へ
今年で4回目を迎えたコンテストには、過去最多となる125件の応募が寄せられ、書類審査を通過した4名のシェフが、9月7日、東京・表参道にあるモンテ物産本社テストキッチンで行われた最終審査会に進出。限られた30分の調理時間の中で、マンチーニの個性を最大限に引き出した一皿を完成させました。
最終審査会 出場者
・石川 雄輝/ポラリス
・遠藤 斗士希/PALERMO PLUS
・金子 和/ALTER EGO
・佐伯 法知/THE ORIENT
審査を務めるのは、日本のイタリア料理会を牽引するシェフたちと、イタリア料理に造詣の深いプロフェッショナル。「メログラーノ」の後藤祐司氏を審査委員長に迎え、「リストランテ濱崎」の濱崎龍一氏、「アニコ」の井関誠氏、「チェンチ」の坂本健氏、「月刊専門料理」編集長の淀野晃一氏が審査を担当しました。
さらに、マンチーニ社代表のマッシモ・マンチーニ氏も特別ゲストとして参加し、4名のシェフの調理に立ち会いました。
最優秀賞はALTER EGO 金子和シェフ
審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは、東京・元麻布のイタリアンレストランALTER EGOの金子和シェフによる『マンチーニ社リングイネ シャコのトマトソースとホタテのクリーム カボチャ節』でした。

金子シェフは、「甲殻類の旨味と小麦の香りの調和」をテーマに料理を構築。小麦本来の豊かな香りを持つマンチーニのリングイネに、シャコから取った出汁を合わせることで、繊細で奥行きのある味わいを表現しました。 さらに、ホタテとカリフラワーのクリーム、燻製香をまとわせたカボチャ節を加えることで、食べ進めるごとに表情が変化する一皿に仕上げています。

副賞として、金子シェフには、イタリア・マルケ州にあるマンチーニ社への招待が贈られました。現地では、小麦畑や製造工場を訪問し、パスタづくりの現場を体験する予定です。
「挑戦することに意味がある」
審査委員長の後藤祐司氏は総評で、「今回で4回目となるコンテストですが、参加者の皆さんがマンチーニの特徴を深く研究しながら挑戦していることを強く感じました。料理は勝敗だけではありません。日頃の研鑽の成果を発揮し、新しい挑戦をする機会として大きな意味があると思います」とコメント。

また、マンチーニ社代表のマッシモ・マンチーニ氏は、「イタリア料理の伝統を尊重しながらも、新しい素材や表現に挑戦する姿勢に感銘を受けました。どの作品も非常にレベルが高く、審査は難しいものでした。今後もマンチーニへの理解を深め、さらなる挑戦につなげていただきたいと思います」と語り、出場者たちを称えました。

今回のコンテストは、単なる料理コンクールではなく、「小麦から始まるものづくり」の価値を料理人たちが再解釈し、新たな表現へと昇華する場となりました。イタリアの食文化への理解と敬意が感じられる一日となったことは確かです。

上質なパスタは、プロだけのものではありません。ITALIANITY読者の皆さんも、小麦からこだわったマンチーニのパスタで、自慢のパスタ料理をつくってみませんか。

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