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今年のテーマは「食の持続可能性」。在日イタリア大使館主催「イタリア料理週間2021年」が11月22日よりスタート!


「イタリア料理週間”Settimana della Cucina Italiana”2021」とは?


今年で第6回目を迎える在日イタリア大使館による「日本におけるイタリア料理週間」。イタリア外務・国際協力省が、イタリアの農産物や伝統的な食文化に従事する関係省庁、その他の公共団体、業界団体、民間企業とともに推進するグローバルな取り組み「世界イタリア料理週間」の一環として11月22日(月)~28日(日)まで開催されます。

イタリアの食文化を語る上で切っても切り離せないのが、料理と食材の産地。イタリア各地には豊富な郷土料理があるにもかかわらず、実は「イタリアにイタリア料理はない」とまで言われるほど、イタリアでは地域独自の食文化が発展してきました。都市国家の歴史を受け継いだ地域が多いといった歴史的背景から、地元の食材へのこだわりが今でも根強く残されています。ロンバルディア、シチリア、トスカーナを含むイタリアの20州では、同じ料理であっても地域によって食材や調理法が異なり、地域独自のカラーを表現しています。特に「地域の旬の食材を生かす」という考え方は、サステイナブル(持続可能性)な食に通ずるキーワード。 今年のイタリア料理週間では、そんな食のサステイナビリティに注目しています。



ジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使は以下のようにコメントしています。

「今年のイタリア料理週間のテーマは、”食の持続可能性”です。この企画に参加する多くのレストランオーナーが、オーガニック食材を使用し、環境への負担を低減する調理法を用いて、伝統的なイタリア料理の数々のメニューを提案します。このように、”イタリア料理週間”は、イタリア料理の優れた品質と多様性を紹介する一方で、食の持続可能性というテーマを掘り下げて、その実現可能性を体験する、新しい発見の場となるのです。

第6回世界イタリア料理週間を日本において開催できますことを、大変喜ばしく思います。同事業は、これまで毎年好評を博しており、イタリア料理やイタリアの伝統的食文化への、日本の皆様の高い関心が示されてきました。このような反響を励みにして、今年もイタリアの素晴らしい食文化を紹介するため、豊富なプログラムを用意しました。」


ガイドブックをチェックして気になるレストランを訪れてみよう!



今年で4回目となる「イタリア料理週間”Settimana della Cucina Italiana”2021」のガイドブックも、サステイナブルな取り組みとして電子版のみの配布となります。「朝食」「レストラン」「ピッツェリア」「アペリティーヴォ」という4つのテーマ別に、日本全国で最高のイタリア料理を提供する100店舗以上の情報が掲載され、イタリア料理週間の期間中は、参加レストランが提供する特別メニューが楽しめます。



ガイドブックは11月22日から28日まで、各店舗に貼り出される「イタリア料理週間2021」の認証ステッカーのQRコードをスマートフォンで読み取り、公式ホームページにアクセスすると、簡単に数多くのレストラン情報を集約したガイドブックがダウンロードできます。

「イタリア料理週間2021」の認証ステッカー

イタリアワインやイタリア食文化が好きな方は、ぜひガイドブックをチェックして、気になるレストランを訪れてみてはいかがでしょうか?

https://italiantaste.jp/