FOOD 18 Apr 2018

イタリア料理レシピ|春に作る香ばしい焼き菓子「パルドゥラス」【サルデーニャの食卓から】


リコッタチーズを使ったイタリアンドルチェ

春になると、サルデーニャ島では若草が育ち、美味しいチーズを作る時期になります。羊たちが出産を経て、品質の高い羊乳を出すようになるのです。

しぼり立ての濃厚な羊乳は、さまざまな熟成したペコリーノチーズに変化します。香ばしいホエー(乳清)からは、デリケートな味のリコッタチーズなどが生まれます。フレッシュチーズを詰め物パスタや焼き菓子などに使って、美味しい料理がたくさん楽しめますよ。

その1つが今回ご紹介する「パルドゥラス」という可愛らしい焼き菓子です。リコッタチーズとすりおろした柑橘類の皮を生地の中に詰めて、香り豊かなドルチェとなります。地域によっては、サフランでアクセントをつけることも。

【レシピ】材料14個分

◆生地
セモリナ粉  200g
ラード  40g
ぬるま湯  適量(50mlくらい)
塩  ひとつまみ

◆餡
リコッタチーズ  400g
卵黄  1個
グラニュー糖  100g
薄力粉  50g
レモン1個+みかん1個分のすりおろした皮
サフラン  ひとつまみ

ねかした生地

①大きいボウルにセモリナ粉を入れて、塩をかけます。
少しずつぬるま湯を加え、生地がまとまったら、ラードを入れてしっかりこねます。
ジップロックに入れて、1時間くらい生地を冷蔵庫でねかせます。

餡の準備をします。フォークでリコッタチーズをつぶしてから、他の材料を入れて混ぜます。
30分くらい冷蔵庫の中でねかせます。

餡を生地にのせて成形している写真

② めん棒またはパスタマシンで、3〜4mmの厚みに生地を伸ばします。
直径10cmの丸いカッターで生地を切り抜きます。
餡を約40gずつ分けて、お団子にして、生地の上に載せます。
指先で生地をつまんで、バスケット型に整えます。

焼いた生地

③170度を予熱したオーブンに入れて、しっかりきつね色になるまで焼きます(約40分)。

粉砂糖をたっぷりふりかけた写真

④ 粉砂糖をたっぷりふりかけて、できあがり。
2、3日はもちますが、早めにお召し上がりくださいね。

出来あがったパルドゥラス

イタリアの情報が満載のメールマガジン登録はこちらをクリック
WRITER PROFILE
クラウディア・カズ Claudia Casu
クラウディア・カズ Claudia Casu

イタリア・サルデーニャ島出身。ローマ、ロンドン、東京などでグラフィックデザイナーとして約20年働く。2012年よりパスタ・デザイナーとしての活動をスタートし、「Sardegna Cooking Studio」料理教室を主宰(一般クラスとプロ向けのプライベートクラスあり)。季節に合わせた新鮮な食材を選び、芸術的な形の本格手打ちパスタや伝統的なサルデーニャ料理を日本に広めている。 www.facebook.com/SardegnaCookingStudio/