イタリア人ってどうしてこんなにジェラートが好きなのかしら。
そう思ったことはありませんか。
7月半ばに行ってみて痛感したのですが、とにかくイタリアの夏は暑いのです。日本と違い、湿度は高くありませんが、まるでオーブンの中にいるような陽気。ちょっとそこまで歩くだけでも、ついつい「ジェラテリア」へと足が……。
一口食べれば、冷たーい甘味にたちまち癒されます。まさに至福のひととき。
ですが、ジェラート激戦区のフィレンツェでは日本のコンビニと同じぐらいお店が乱立しています。どのお店が本当に美味しいのか知りたくありませんか? 私が現地のジェラート好きから聞いたり、実際に食べてみて出した答えをご紹介します。
「Artigianale」と書かれているお店を探してみて!
お店選びをする際にぜひ注目してみて欲しいのが、Artigianale(アルティジアナーレ)という言葉。ずばり、手作りの意味です!!
保存料を使っていない、新鮮なフルーツやクリームを使ったジェラートは実は足がとっても速い。その為、地元の人がこぞって足を運ぶような本当に美味しいお店はその日に売れる分だけを生産しています。
蓋がついているお店は味に自信あり
外からはジェラートが見えない、蓋がついている容器のお店をみかけたらかなりの確率で「当たり」です! 味に自信があり、ディスプレイでアピールしなくてもお客さんが絶えない証拠ですもんね!
この3つを頼んでみましょう
どの味も美味しそうで、なにを頼めばいいのか迷っちゃう……という方は、「ミルク(フィオール・ディ・ラッテ)」と、「ピスタチオ(ピスタッキオ)」がおすすめ。
フルーツ系の味が好きなという方は、ピスタチオを「イチゴ(フラゴーラ)」に!
この3つはイタリアでは大定番のフレーバー。頼んでみればそのジェラテリアの実力がわかりますね。
今回、4日間フィレンツェに滞在し、6軒ほどジェラテリアを訪れた筆者の体験ですが、
・Piccolo ピッコロ (小)
・Medio メディオ (中)
・Grande グランデ (大)
のサイズ指定はあっても、観光客向けでなく、地元の人が行くようなお店はコーンやカップに乗るかぎりは、どれだけ何の味を組み合わせようと値段は一緒というところが多い印象です。なんともおおらかでイタリアらしい太っ腹なサービス!
次に、おすすめの味の組み合わせ方を考えてみました。
おおまかに分けて、ジェラートはクリーム系とフルーツ系の2種類にわかれます。バランスが均等になるよう組み合わせると、飽きずに最後まで美味しくいただけますね。自分の好きな物だけ、全部少しずつ食べてみたい! そんな希望が叶うのはやっぱりジェラートならでは。
私が食べたベストジェラートは、ドゥオモからアカデミア美術館へと向かう際に立ち寄った「La Strega Nocciela(住所Via Ricasoli, 16r, 50122 Firenze FI)」でした。
こんなに長い列が出来ていました!
暑い日にジェラートを一口食べると、一気に涼しい気分になります。が、寒い冬にもなぜか食べたくなるから、ジェラートって本当に不思議な食べ物です。
いよいよ今週末、開催!
フィレンツェのジェラートに負けない、本物のジェラートが味わえるイベントが8月31日、9月1日に横浜で開催されます。ぜひ足を運んでみてください。
開催日時:
2019年8月31日(土)10:00〜18:00
2019年9月1日(日)10:00〜17:00
会場:
大さん橋ホール – 横浜港大さん橋国際客船ターミナル
〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4
入場料:
無料(試食や物販は有料。セミナー等は無料で参加いただけます)
テイスティングチケット(投票権付き):
前売券:1500円(販売期間:2019年7月1日~8月23日)
当日券:1700円
●1枚のチケットで4種類のジェラートがテイスティングできます。
●お一人様何枚でも購入可能です。
●前売券購入者特典として、前売券購入者のみが参加可能なプレゼント抽選企画を会期中に実施します。
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