FEATURE
FOOD 19 Dec 2019

ボローニャの冬の始まりを告げてくれる「Cioccoshow(チョコショー)」は甘い香りで満たされています


玉手箱のような街、ボローニャの魅力について

今回からボローニャの魅力を発信させていただくことになりました須飼真理です。この街を一言で言うなら「玉手箱のような街」。街全体は赤茶の木箱のよう。

ボローニャの街並み

そして中には歴史ある芸術作品や文化が溢れています。でも、その魅力にたどり着くための情報は日本語ではまだまだ不十分。日本人初のエミリア=ロマーニャ州認定旅行添乗員で、FAI(イタリア環境基金)の文化・芸術メディエーターである私が、ボローニャという玉手箱の中に大切にしまってある宝物の魅力を発見していくお手伝いをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします!

ボローニャのチョコショーとは?

ボローニャに10年以上住んでいると、「あっ、もうすぐあの季節だね!」とか「あれ、今年はいつから始まるの?」と毎年話題にのぼる「恒例イベント」がいくつかあります。その中で、今回ご紹介するのは今年で15年目を迎えたチョコショー。甘い香りのホットチョコレートで「冬の始まり」を告げてくれるイベントです。

出店数はイタリア各地からとベルギーからの招待を合わせ65を数えます。今年は11月21日から24日までの4日間開催され、チョコの販売だけではなく、有名菓子職人によるワークショップやクッキングショーなどチョコの世界にどっぷり浸ることのできるプログラムとなっていました。

チョコショーの様子

かつて会場は街の中心にあるマッジョーレ広場でしたが、3年前から駅近くのXX Settembre(ヴェンティ・セッテンブレ)広場へお引越し。今回訪れた日は小雨が降り注ぐ生憎の天気でしたが、そんなことはお構いなしに次から次へとテントの中へ人々が吸い込まれていました。

チョコショーの中を歩いてみよう

ボローニャのチョコショーは入場無料。会場も1つの広場に集約されているため気軽に訪問が可能です。

チョコショーの出店の様子

初めての方は、まずは端から端まで試食をしながら一通り歩いて、お気に入りのお店を見つけてみてください! 様々な種類のチョコレートを始めチョコを駆使したドルチェなど、甘くて美味しいものたちで会場は埋め尽くされています。

靴や道具など本物と見紛うようなチョコの写真

毎年見るのが楽しみなのは、本物と見紛うようなチョコの数々。子供たちは「iPhoneまである!!」とハイテンションに。

靴や道具など本物と見紛うようなチョコの写真

日本の方へのお土産としては、こんな詰め合わせはいかがでしょうか? エミリア=ロマーニャ州の名物が詰まったセット。チーズは「パルミジャーノ・レッジャーノ DOP」、サラミは「サラミーニ・イタリアーニ・アッラ・カッチャトーラ DOP」、パスタは「トルテッリーニ」。もちろん全部チョコレートです!

毎年リピートするおすすめをご紹介

4種類のドルチェの写真

一通り会場を歩いて新しいドルチェなどをチェックした後、毎年やっぱり買ってしまうお気に入りのアイテムたちがこちら。
左上:Sweet Belgium(スウィート・ベルジャン)のチョコ。色々なフレイバーがある中、ピンクのラズベリー味が一押し。(250g(約11ピース)12ユーロ)
右上:フレッシュイチゴのチョコがけに、生クリームをトッピングして。(4.5ユーロ。生クリームのトッピング1ユーロ)
左下:チョコではないけれど、煌めく大粒のマロングラッセもチョコショーの目玉の一つ。(100g 6.5ユーロ)
右下:こちらもベルギーからやってきたココナッツの焼き菓子「Coccoretti(コッコレッティ)」。プレーン、チョコ入り、コーヒーなどのフレイバーがある。その場で焼くので甘い香りが漂い、花の蜜を求める蜂のようにブースへ引き込まれる。(3個 5ユーロ、7個 10ユーロ、15個 20ユーロ)

チーズの見た目をしたチョコレート

毎年、平日スタートで日曜日まで行われるチョコショー。土日は通路がギューギューになるほど混雑するので、ゆっくりと楽しみたい方は週末を避けて訪問してください。お気に入りのチョコレートが見つかりますように!

Cioccoshow(チョコショー)

http://www.cioccoshow.it
https://www.facebook.com/cioccoshow

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WRITER PROFILE
須飼真理

ボローニャ在住。異文化交流プロジェクトディレクター。イタリア政府認定オリーブオイル鑑定士&旅行添乗員。日米の大学を卒業後、大手外資系企業にて経営コンサルタントとして勤務。その後、渡伊。語学習得後、展示会通訳、ハイファッション・食品業界翻訳から、幼児教育(レッジョ・エミリア・アプローチ)現場視察、鰻祭り、大学研究のコーディネートまで、多分野にわたる日伊プロジェクトの架け橋として活動中。男の子2人のマンマ。 HTTP://FELICITALIA.NET