
株式会社スティルフーズは、一般財団法人国民公園協会の管理する皇居外苑・北の丸公園内にある休憩施設を、森林公園と共存したカフェ「CAFÉ 33(カフェ サーティスリー)」として、2022年7月1日(金)にリニューアルオープンしました。
カフェ サーティスリーは、日本初の珈琲店を開業し、日本茶の輸入なども行っている創業190年の宇治茶の老舗「放香堂」と、レストランやカフェなど様々な業態を開発・運営し、飲食業界をリードしてきた株式会社スティルフーズ、及び一般財団法人国民公園協会皇居外苑の協同事業です。
近代の志向に合わせ、利便性を高めた施設を目指すとのこと。また、復興と地産地消にこだわり、全国の生産者の顔が見える食材を積極的に取り入れ、公園と歴史ある地域を尊重し、多くの方々にとって憩いの場となる店舗運営を行っていくとのことです。

店内は、公園の豊かな緑と共存するような、ホワイトとグリーンを基調とした配色で、まるで森林の中で休憩しているかのような雰囲気。

ペットと一緒に利用可能なテラス席にはパラソルが設置されており、日差しが強い時間帯や暑い季節も安心して利用できます。屋根には太陽光発電システムを設置し、カフェの一部電力にこのグリーンエネルギーを活用しています。

店内の大きなショーケースには、お店で焼き上げるできたてのピッツァやサンドイッチ、デザートが並べられています。展示エリアには公園のインフォメーションや資料を展示し、飲み物片手に公園の歴史に触れることができます。
看板商品はローマ発祥の四角いピッツァ「ピッツァ アル タリオ」
気になるメニューには、東北エリアの食材や東京都の地食材を採用し、旬のものを取り入れています。被災地復興と地産地消にこだわり、国内外から観光で公園に訪れた方々にも、各地の名産を楽しんでもらえる商品の販売と開発を続けていくといいます。
看板商品は、毎日店舗で焼き上げるローマ発祥の四角いピッツァ「ピッツァ アル タリオ」。その他にも、自家製サンドウィッチやカレー、ロコモコなどの食事や、季節のフルーツを使ったデザート、ソフトクリームなどを用意しています。どの時間帯でも気兼ねなく利用できるメニュー展開です。

「ピッツァ アル タリオ」は、大きな一枚を20cm×10cmにカットしたピッツァで、定番のマルゲリータから、各地の旬の食材を使ったピッツァなどの5種類で展開。実際に「生ハムとマッシュルーム、セルバチコのガーリック風味」のピッツァを試食しましたが、ピッツァ生地がパリパリで、生ハムは程よく塩味があり、本格的な味。生ハムは、原木を店内でカットしているのでフレッシュです。イタリアンハーブのセルバチコの味わいが濃く、ガーリックも程よくアクセントとして効いています。

「カプリ風チョコレートケーキ トルタ カプレーゼ」は、小麦粉の代わりにアーモンド粉を使用。グルテンフリーなので、小麦アレルギーの方や、健康意識の高い方におすすめです。チョコレートケーキの上にかかった目にも楽しいポップな印象のチョコレートスプレーは、カフェ サーティスリーのオリジナルアイデアだそう。甘過ぎないのでペロリと食べられます。
また、飲み物も充実のラインナップ。放香堂とコラボレーションしたこだわりのコーヒーから、定番のカフェドリンク、カフェ サーティスリーオリジナルノンアルコールカクテル、またイタリアビール「ペローニ」をはじめ豊富に用意しています。
全メニューのテイクアウトが可能で、森林公園を散歩しながら、食事や飲み物を楽しむことができます。食材にこだわり、カフェのワンランク上をいくレストランクオリティのメニューを食しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
■CAFÉ 33(カフェ サーティースリー)
住所:東京都千代田区北の丸公園1-1
Tel. 03-3214-3730
営業時間:9:00~17:00
※時間帯によって提供メニューが異なります。
※武道館で開催される公演時間により変更が生じる日もあります。
アクセス:都営新宿線 九段下駅 2出口より徒歩約6分
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口・1a出口より徒歩約12分
席数:108席(店内84席、テラス24席)
定休日:北の丸公園に準ずる
予約:不可